此岸からの風景
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 Photo essay<入間川写真紀行>

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2008.5.27(火)五月晴れ。入間川歩行、番外、荒川左岸。九時半から十二時。

落合橋をわたり、鳥羽井沼から川原へ入る。河川敷の様子が一変。麦が穂をたれている。麦秋。でも、イマイチ、ぱっとしない。

右岸土手を遡上。御成橋の手前、左岸、馬室のポピー畑を見に行く。

昨日は、安比奈親水公園へ行った。ヒナゲシは、盛りをすぎ、紫色の、矢車草が目立った。久しぶりに写真を撮ったが、気合が入らない。遠景に、給水橋を入れる。そんな構図に、飽き飽きしていた。

馬室のポピー畑は、去年、何回か来ている。あまりにも広大なので、周囲をくまなく歩いたわけではない。さて、今年は、どうしようか。花畑の間、狭い農道に車を乗り入れた。車から降りると、風が少し冷たい。深紅のヒナゲシの中に、しゃがみこんだ。見上げると、不定形の雲、その間に青空が見える。五月晴れだ。






2008.5.7(水)晴れ。夏日、暑い。入間川二番、入間大橋。九時半から十一時半。

芳野工業団地を抜け、入間大橋を渡る。信号を右折、左岸川原へ下りる。水際から、緑色になった橋を眺める。前の色よりはましだ。

川シモ方向へ、ダンプが行き来している。工事中だろうが、行ってみよう。すぐに、関係者立ち入り禁止。車を荒地へ乗り入れ、水際までいく。小休止。川を眺める。流れが、大きく曲がっている。不自然といえば、不自然だ。

昔は、このあたりで、入間川と荒川が合流していたらしい。洪水が絶えない場所で、明治時代に、大規模な河川工事がおこなわれた。以後、二本の川は、流れを変え、上江橋の先で合流することになった。

帰路、鯨井の新道沿い、農地の一角が黄色い。回転し、見に行く。タンポポかと思ったら、ジバシリだ。ほかにも、アカバナ、キツネアザミ、ヒメジオン、足元の赤い実は、ヘビイチゴ。あとは、名前の知らない小さな花々が、咲き乱れている。今日初めて、心が動いた。






2008.5.6(火)晴れ。入間川一番、上江橋。九時半から十一時半。

まっすぐ上江橋際まで行く。右岸、教習場への入り口、土手の上に車を止め、付近を歩く。橋の上、停留場の横から、川越の市街地を撮る。

帰路、伊佐沼の横を通る。護岸に、でかいレンズが、ずらりと並んでいる。なにか、特別な鳥を撮りに来ているのだろう。が、アマチュアカメラマンが、高価なプロ用のレンズを、見せびらかしているようにも思える。ひがみ根性が出た。






2008.5.4(日)晴れのち曇り。雲が多い。入間川三番、釘無橋。九時半から十一時半。

芳野工業団地、清掃工場の先から右岸土手に上がる。車を止め、あたり見回す。気になるのは、旧水位監視塔。この位置から撮ったことはない。ズーム最大200ミリ、塔の垂直に気をつける。

移動。土手を下り、出水橋を渡る。左岸土手に上がるが、まだ、拡幅工事が終わっていない。通行止め。回転、右岸側に戻り、入間大橋際へ行く。ところが、こっちも工事中。川原にすら入れない。しかたないので、そのまま土手下の道を走り、上江橋際へ行く。

車から出て小休止。辺りを見回す。しかし、日差しがない。ここまで来たのに、写真は駄目。かといって、散歩する気にもなれない。どことなく、身体が大儀。早々に引き上げ。





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