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Photo essay  花撮り物語<花切手保存版

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2013/01/16(
)晴れ。自宅撮影。<花切手2013-5>、サザンクロス・レッドウインド美咲。

植物園の帰りに、いつもの園芸店に寄った。

今日も、蘭の鉢植えが気になり、じっくり見る。数千円で、素晴らしいお花が買える。

ためらっているのは、金額の多寡ではなく、育てられるのか、自信がないからだ。

それに、自分には高級すぎる、お花に気合負けしているわけで、似つかわしくないと思っている。というわけで、今日も、眺めているだけ。

もっとも、このまま、帰るわけにもいかないので、手ごろなお花を物色。

先日も気になった、サザンクロス、ピンクと赤紫がある。ピンクは平凡、どちらかといえば、赤紫だ。お花がたくさんついていて、なおかつ、蕾のあるものを選び出す。

いつものように、お店の人に、育て方を聞く。オーストラリアのお花で、寒いのは大丈夫とのこと。

家に持ち帰り、少し大きな鉢に植え替え、さっそく、ネットで検索。サザンクロスとは、流通名で、クロウェア・エクサラータが本当の名前。

本来のお花はピンク、このレッドウイング美咲は、栽培農家で、たまたま咲いていたものを、商品化したものらしい。

翌日、撮影。形のいいお花をモデル指名して、水色の画用紙を背景にした。三脚・リモコン使用で、花芯へのピントもまずまず。

ただ、色がでない。赤紫が、ショッキングピンクになってしまった。・・・どうしようか、少し、まじめに考えた。

ポップな色合い、背景も、お花の表情もいい。再現性よりは表現性、やはり、自分の流儀を貫くことにした。






2013/01/10(
)晴れ。智光山植物園。<花切手>2013-4、ロウバイ。

年末から、ぽつりぽつり咲き出したロウバイが、やっと七分咲きほどになった。

少し風があるものの、冬晴れ。三脚を立て、背景を作りたいところだが、場所的に、そうもいかない。

一脚を、ぐっと腹に押し付け、変倍ファインダーを覗き込みながら、至近距離で、少し頑張ってみた。

撮れた気はしなかったが、元旦に衝動買いしてしまった、D800Eのマクロデビュー。どのようなものになるのか、いそいそと帰宅。画像を開いた。

ニコンのD800D800E、ネットの書き込みなどでは、大差ないという意見と、かなり違うという意見に分かれている。どうしても、自分の目で確かめたかった。

正直言って、画質のリアリティーという面においては、D800Eのほうがよい。ロウバイの花弁の質感、これまでにない雰囲気になっていた。






2013/01/08(
)晴れ。自宅撮影。<花切手>2013-3、ワスレナグサ。

数日前に、近くのホームセンターで見つけた。この寒い時期にワスレナグサ、ちょっと不思議な気がした。

小さなお花は撮るのが難しい。とはいえ、九十円、極端に安いので、蕾のたくさんついているものを、ついつい買ってしまった。

自宅に持ち帰り、すぐに、鉢に植え替え、栄養剤なども差した。数日、昼間は日の当たるところ、夜は、温かい部屋へ移して、様子を見ていた。

その甲斐があり、小さなお花が、たくさん咲き始めた。さっそくカメラを向け、撮りながら観察。

花芯が、黄色の球のネックレス、その奥には、オシベ?のようなものが見える。まるで、小学校の理科の時間、楽しかった。

もっとも、写真のほうはシビアで、なかなか思うようなイメージが作れない。密集している小さなお花の、背景と構図、いつも悩まされている。

午後になって、写真の選択。やはり真正面の姿が、一番かわいい。その中に、一枚、顔になっているものがあった。

金髪の女性のようにも見えるし、羊にも見える。思いがけない発見に、なんとか、アップできないものかと、がんばって、画像編集した。






2013/01/06(
)晴れのち曇り。智光山植物園。<花切手>2013-2、ポインセチアの花。十時から十二時。

ロウバイの様子を見に行く。

年末から咲きだしているのだが、撮りあぐねている。お花の付きがまばら、なかなか構図が作れない。

それに、背景が、まったくだめ。三脚を立てる場所もなく、色画用紙も使えない。今日も、頭をかきながら退散。

帰り際に、いつものように温室による。入口付近のジュランタ、紫の小さなお花をちらっと見て、中に入る。

ブラジルトケイソウが二つ、つぼみのまま、垂れ下がっている。深紅のポンセチアは、いまだ健在。ふと見ると、花?が咲いている。

初めて見る光景に、気持ちが動く。ミニ一脚を、金網の棚につき、万全を期すが、至近距離なので、カメラのVR(手振れ防止)が、まったくきかない。

オシベ?の花粉?約二ミリほどにピントを合わせるが、画面がぶれる。狭い通路、三脚を使えるような状態ではない。

カメラを支える両手の力を抜き、最大限の集中力。とはいえ、温室の中、暑い。背中に汗を感じる。

撮れたような気もするので、執着はせずに、気分良く引き上げる。帰路、県道沿いに開店した、カレー専門店で昼食。カツカレー、ま、味は普通だな。






2013/01/03(
)晴れ。自宅撮影。<花切手>2013-1、カンパニュラ・メリーベル。

先日、植物園の途中にある大きな園芸店で、お花を買った。

自宅に持ち帰り、すぐに鉢に植え替え、カメラを向けた。

紫のかわいいお花、初めは、背景に黄色、あまりぱっとしないので、次にはオレンジと、いろいろ試してはみたが、どうもよくない。

二、三日、ことあるごとに眺めていたが、思い切って、お花を切り取り、吸水スポンジにさしてみた。

きれいに咲いているお花を切る取ることにためらいがあり、鉢植えのまま、眺めていたわけだが、どうしても構図が作れなかった。

二輪だけ切り取り、上下に並べた。その後ろに鉢植え、背景には、赤に近いオレンジの画用紙を置いた。

ピントは、花芯の奥ではなく、今回は、メシベの先端。そうすると、画面の99パーセントが暈ける。多少の抵抗はあるが、雰囲気、トーンを優先した。

ことしは、野外のみならず、室内撮影にも本気で取り組むことにした。マクロ用のミニ三脚に自由雲台、ワイヤレスリモコンも手元にそろった。

園芸用品なども買い揃えたし、お花を丹精しながら、写真を撮り、気に入ったものだけを<花切手>にしてみよう。





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