407号に出る途中、坂戸運動公園の少し先で、越辺川の支流・飯盛川を突っ切る。その際、西側の景色が、いつも目に入る。 新しくできた橋の上に、赤白の鉄塔。その背後には、外秩父の山並み。 明かりが、かなり斜光、しかも、照ったり翳ったり。空の色も、どことなく、くすんでいる。とりとめない風景が、なぜか、気にかかる。
407号・高坂橋を渡り、一つ目の信号を左折。土手を左手に見て、一般道を遡上。樋の口橋の手前、民家の脇を左折。すぐに行き止まり。朝先稲荷神社の駐車場になっている。 車を止め、付近を散策。川原に下り、水際まで行く。水量が多い。橋の上を、河川工事のダンプが、ひっきりなしに走っている。 帰り際、不覚にも、用水路に老眼鏡を落とす。濁っていて底が見えない。棒を拾って、深さを確認。意外に深い。すぐに諦める。 千円ほどの眼鏡だが、カメラのモニター確認には必須。予備はない。したがって、写真撮影は中止。早々に引き上げる。
昨日の続き。合流点へ向かう。土手下の農地脇に車を止め、自転車道を遡上。河川工事を、よくよく眺める。 越辺川ではなくて、高麗川の支流、葛川の水門工事だった。増水しがちな合流点に、巨大な水門を作り、洪水を未然に防ぐわけだ。 霞堤も、その対策のひとつだが、機能しなくなっているのだろう。 天気がいい。外秩父の山並みがきれいに見える。土手の自転車道は、かっこうの散歩道。人影が多い。
407号、高坂の交差点を突っ切る。東上線の高架をくぐり、少し行って右折。回り込んで、土手に上がる。 高麗川との合流点。大々的に河川改修工事がおこなわれている。中洲がきれいに整地され、越辺川に大きな水門を作っている。意図はよくわからない。 土手をおり、工事を眺めながら、水際を遡上。川の中をのぞく。ゴミなどが散乱しているものの、水は、驚くほどきれい。とはいえ、生き物の気配がない。
高坂交差点から407号に入る。東松山橋手前の信号を左折、踏切を渡り、すぐに右折、右岸川原へ入る。 東上線、東松山鉄橋の下に車を止め、辺りを散策。これといった景色はない。帰り際、不定形の大きな雲に出っくわした。
東洋大の横をぬけ、まっすぐ高坂橋まで走る。橋の途中で左折、左岸土手の少し広くなった所、車を止め、辺りを散策。 無風、川が水鏡。雲ひとつない青空を映して、真っ青。東上線・越辺川橋梁の下、笠山が小さく見える。
天神橋を渡り、左岸土手を遡上。黄緑の水管橋の下をくぐり、都幾川との合流点などを見ながら、ゆっくり流す。 さらに、回り込んで、早俣橋を渡り、正代運動公園へ入る。北側の空き地に車を止め、外に出る。 目の前に、小剣神社がある。何か動いたな、目を向けると、茶色の小動物が境内へ入っていく。 気になっていたのは、神社の入り口にある、レンガの用水溝。土手を貫通して、河川敷耕作地とつながっている。と、目の端に、動物の姿が映った。二匹の、タヌキだ。 そおっと、土手に上がり、しゃがみこんで、こんもりした神社にカメラを向けた。望遠で見ると、本殿下の階段にいる。 タヌキは、夜行性と聞いているが、日向ぼっこをしている。不思議な気分。神々しい感じがした。
東洋大の横をぬけ、小堤の信号を直進。島田・赤尾の農地を突っ切り、右岸土手に上がる。都幾川との合流点。眼下に島田赤尾橋が見える。 橋は、老朽化が激しく、通行禁止。地続きの、もう一本の橋、長楽落合橋も通行禁止。修復するつもりがないのか、去年からこの状態が続いている。 もっとも、赤尾橋側の川原が、きれいに整地されている。河川改修工事だとおもうが、なぜか、水際に背の低い雑木が残されている。奥に、木橋を小さく入れて、撮った。
下小坂の白髭神社の横をぬけ、紺屋・横沼・小沼の農地を突っ切る。飯盛川の土手に上がり、何枚か撮り、天神橋の下まで行く。 途中、清掃センターの裏手で車を止め、西側の景色を眺める。堂平に笠山、なじみの山々を望遠で撮る。
川越墓園経由で、まっすぐ八幡橋へ行く。川上の景色を撮り直し。 橋の真ん中に立つ。清掃センターは、ほぼ真西の方角。ということは、午前八時頃が、ベストの明かりか?三時間ほど遅れている。その分、やや斜光気味。 案の定、草木の色がよくない。早起きして、再再度の撮り直し!というわけにもいかない。生活のリズムを崩すのが、なんだか億劫。 帰り際、白鳥を見に行く。嘴の少し赤いヒナが、親鳥に促され、飛行練習をしていた。旅立ちが近づいている。
川越墓園の横をぬけ、川島の白鳥を見に行く。途中、圏央道付近の農地、白い鳥がたくさんいる。車を止め、歩いて近づく。白鳥、百羽ほどいる。さかんに、何か啄んでいる。頭の少し黒いのは、ヒナか?そおっと、カメラを構える。 寄り道、八幡橋へ行き、橋の上から川上の景色を撮る。白い清掃センター建物、その手前の水辺に、白鳥が群れている。 移動。右岸土手が工事中。土手下に駐車し、歩いて川原へ下りる。平日にもかかわらず、見物人が多い。 写真を撮りながら、しばらく眺める。と、背後から、三々五々、飛来して着水。農地にいたのが、帰ってきた。かとおもえば、突如、大きな鳴き声。白鳥同士のケンカ。グループの抗争なのか?もっとも、すぐにおさまり、双方、優雅に泳ぎ去る。 白鳥の群れ、それを見守る人間、そして、青い川と空。外秩父の山並みが、目の前に迫っている。すこし、哲学的な気分になった。
東洋大の横をぬけ、坂戸市赤尾の農地へ出る。回り込んで、支流の飯盛川を遡上。流れに沿った低い土手を流す。 久しぶりの写真撮影。荻野二号橋の脇に車を止め、付近を散策。今期一番の寒さだが、風がないので歩きやすい。
西側から、芳野台工業団地に入る。メイン道路を直進、野球場の駐車場に車を止め、右岸川原へ下りる。 一面、枯野。見回すと、清掃センターの煙突から煙。位置取りを変えながら、しつこく撮る。
右岸、雁見橋際から土手に入る。平塚橋付近で川原へ下り、土手下の道を走る。落合橋まで行く。 薄い雲がかかっている。写真を撮るには、露出がたらない。 平塚橋付近、雲間から、一瞬、日が差す。鉄塔にかかる不定形の雲、何枚か撮るが、気合が入らない。
雁見橋を渡り、新道経由で釘無橋に出る。橋を渡り、左岸川原におりる。 土手の拡幅工事中。荒地だった河川敷耕作地も、整地されている。唯一残された川原道を走り、水際まで出る。 用水沿いの櫟並木、廃車のダットサン、なじみの風景が霧散している。心が動かない。なにか、ほかのことを考えている。
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