雁見橋を渡り、新道経由で、芳野台の工業団地に入る。左側、「川島町方面」の標識、そこを左折して、土手を斜めに上る。 右岸土手、すぐそばに、清掃センターの煙突がそびえている。車止めの柵の前に駐車し、外に出る。見晴らしがいい。お目当ては、昭和の遺物?水位監視塔を見に行く。
東洋大の横を抜け、小堤の信号を直進、そのまま、まっすぐ走り、高坂橋まで行く。 橋を渡り終える間際、左折、左岸土手へ入り、通行禁止の柵の前に車を止める。 雲ひとつない青空、土手の上から、北西側の景色などを撮る。外秩父の山並み、おっぱい山がよく見える。 斜面に、ちらほら咲いているのは、カラシナ。しゃがみこんで、撮る。カラシナにピントを合わせれば、背景がボケる。逆に、背景にピントを合わすと、カラシナがボケる。 この位置取りから、両方撮るのは不可能。カラシナさんには、泣いてもらった。
昨日に続き、入間川・八高線鉄橋の撮影。 阿岩橋の架け替え工事で、周辺がごった返していた。工事がお休みの、日曜をねらって、再度挑戦。 周りを丹念に歩きながら、ゆっくり、撮る。これ以上はムリ、というところまで粘る。そのわりには、アップできる写真が少ない。たったの一枚!
安比奈新道に入り、柏原住宅団地経由で、昭代橋際へ行く。 左岸橋際に車を止め、写真撮影開始。昭代橋を渡り、右岸土手を遡上、新富士見橋に出て、左岸土手を、桜の紅葉を見ながら戻る。 途中、いろいろなものに遭遇。入間基地へ着陸する軍用機、土手際のピラカンス、三毛猫、アオサギ、トビとカラスの絡み合い、などなど。 それに、めずらしく、おじさん一人、おばさん二人と言葉を交わす。イヤ感じは、全然しない。むしろ上機嫌、丁寧な言葉づかいで応答する。 肝心の写真のほうは、ほとんど撮り損ね。新しいカメラ・レンズになれていない。パンフォーカスなどの計算も勘違い。距離感を、また、体で覚えるしかない。
高坂橋際から407号に入る。東松山橋南の交差点を左折。そのまま、一般道を下り、鞍掛橋、月田橋経由で千騎沢橋まで走る。 槻川との合流点で、農地が開けている。川沿いの桜並木は、みな葉が落ちて、枯れ枝ばかりが、つんつんしている。 土手沿いに車を止め、あたりを、ゆっくり散策。目の前の山(塩山?)、紅葉を期待していたが、パッとしない。杉が多いのだろうか。 空の景色が、みるみる変わっていく。そのなかを、軍用機が編隊でくる。不自然な雲が現れ、空の様子がヒステリックになる。ひょっとしたら、ケムトレイルかもしれない。 ケムトレイル、最近知った言葉。不純物を、誰かが空にまき散らしている(正確なことはわかっていない)ようで、はじめは、飛行機雲のようにみえるが、そのうち太くなり、拡散していく。 事実であるならば、ふざけた話だ。アメリカやドイツなどでは、かなり問題になっていて、ネットにも、多数の写真が掲載されている。 釈然としないまま、写真撮影を終える。帰路、鞍掛橋で小休止。右岸側から撮るが、明かりの具合が、どことなくヘン。時間を見ると、午後一時を回っていた。
雁見橋を渡り、新道経由で釘無橋へ出る。左岸橋際から土手に入る。工事中、通行禁止の柵がある。 見回すと、人の姿は見えない。川原の工事現場も静か。すり抜けて、堤桜のあたりまで行く。 築堤工事にともない、河川敷の野球場や耕作地などは、すべて整地されている。水門あたりの川原道も、雑草におおわれ、通行困難。景色が一変してしまった。 土手下の一般道へ下り、迂回して、出丸橋へ出る。細長い用水池やクヌギの木立などは、きれいさっぱり、無くなってしまった。広大な更地が、ポカンとしている。 ふとみると、整地された川原の一角に、太い丸太のようなものが、二列に並んでいる。車から下り、見に行く。 丸太は、クヌギの根株だった。伐採された後に、ここに集められたのか。ちゃんと埋められているわけで、ほかの場所へ植え直すのかもしれない。 移動。出丸橋を渡り、右岸の広い土手に上がる。なじみの水位監視塔や四角い計測計が見える。空の景色もいいので、撮りに行く。それにしても、だだっぴろい!
越辺川支流、飯盛川荻野二号橋へ行く。土手に上がり、開けた景色へカメラを向ける。 昨日につづき、D700の調整。まだ理解できない機能があるので、いろいろ試す。 あとは、D200に眠っていたVR80-400のレンズをつけて、遠方を撮る。解像度は、これまでのレンズとは、比較にないほどいい。ただし、重い。 今までは、比較的軽いカメラを首から下げ、お散歩気分で写真が撮れた。しかし、今後は、重いカメラを二台ぶらさげて撮ることになる。 いい写真を撮るためのチャレンジ!レベルアップのために頑張る!そう思っているが、果たして、長続きするものなのか、心もとない。
若葉台の駅前を通過、そのまま、高麗川大橋まで走る。右岸橋際を左折、土手を右手に見て、一般道を遡上。 浅羽ビオトープの駐車場があり、さらに行くと、住宅団地の中へ入る。と、道沿いに、背の高い、見慣れぬ花が咲いている。 帰りに寄ろう、そう思って、若宮橋へ行く。木橋の冠水橋、車は通れない。橋際の少し広くなったところに車を止め、あたりを散策。 先ほどの花が気になる。橋から遠ざかり、ぶらぶら歩いて見に行く。 撮っていると、人の気配がする。振り向くと、向かいの家のご主人、とおぼしき男性。会釈をして立ち話をする。 皇帝ダリア、だという。ダリア!思わず聞きかえした。庭にあったが、大きくなりすぎたので植えかえた。風にも霜にも弱く、いつダメになってもおかしくない。大事に育てているようだ。 ご主人が、奥さんと車で出かける。その後も、かなり粘る。照ったり翳ったりで、いらいらする。急に冷たい風が、どうっと吹いて、空の様子が変わる。もうだめだ。引き上げ。 若宮橋の写真は、全滅。なぜが、色合いがよくない。白い大きな雲に露出がとられ、地上が暗くなってしまった。ま、いい。また行くさ。
若葉台の駅前を抜け、そのまままっすぐ走り、高麗川大橋へ行く。右岸橋際に車を止め、川原へ下りる。 寒い。風が冷たい。急いでウィンドブレーカーを着る。いきなり、冬。 寒くなると、なぜか、川が青くなる。水際を歩きながら、ゆっくり撮る。 水が驚くほどきれい。透明感があり、護岸底に沈んだ黄色の落ち葉が、よく見える。 川の中に、生き物がいる。それだけで、安心する。懐かしい感じがする。
朝起きたら、晴れている。曇りという予報だったので、ちょっと、拍子抜け。 近場の小畔川へ行くことにする。左岸、吉田橋際に車を止め、右岸側の花壇を見に行く。 小菊が、目立つ。花壇にもレジャー農園にも、今が盛りと、色とりどりに咲いている。とはいえ、なんとなく、カメラを向ける気になれない。 小さな赤い実をびっしりつけた、ピラカンス。ところどころにオシロイバナ、あとは、アメジストセージなどを撮る。 それにしても、日差しが弱い。出て来た甲斐がない。空を見上げると、八割がた雲。早々に引き上げ。 ********************** 近くのカメラ屋などへ、「液晶画面確認ルーペ」なるものを見に行く。どの店にも、現物は置いていない。帰宅後、ビックカメラへ連絡。ある、とのこと。さすが、と思った。 外で写真を撮るものにとって、液晶画面は、ほとんど役に立たない。光って見えないわけで、自分は当初から、筒のようなものを用意し、なおかつ、ブランケット撮影をして、その都度確認している。 しかし、そんなことをしている人を見たことがない。ま、人様のことは、どうでもいいのだが、適正露出を一発で決められるとも思えない。 もっとも、フィルム写真の時代には、現像するまで、確認しようがない。だから、経験と技術の差が、写真に歴然と現れてしまい、自分も、そこで挫折してしまった。 昨晩、ひょんなことから「液晶画面確認ルーペ」のことを、ネットで知った。需要があるとみえ、種類もかなりある。 三年前に、デジ一眼に転向した時には、このようなものはなかったと思う。世の中には、同じようなことを思っている人が、たくさんいるということだ。
下小坂の白髭神社、その少し先から、左岸土手へのぼり、鎌取橋に出る。小畔川にかかる唯一の木橋。 いつもは、駐車スペースに車を止めて、付近を探索する。あいにく、今日は釣り人の先客。顔を合わせるのが、なんとなくイヤで、そのまま、橋を渡る。 右岸土手へ上がり、車を止めて、舗装された土手道を、精進場橋方向へぶらぶら歩きだす。 対岸の白髭神社の大欅、多少、紅葉している。立ち位置を変えながら、何枚も撮る。しかし、今回も全滅! 北西側の景色を見ながら、今来た道を戻る。途中、木立の間から、鉄塔などを撮る。 脛の湿疹が悪化。気持ちがざわざわしていて、集中しきれない。土手道を走り、落合橋で迂回、大谷川排水場経由で帰宅。
川越市下小坂、白髭神社の横を抜け、坂戸市紺屋・横沼・小沼の農地を縦断。電柱が見えたら、農道を右折。突き当りの土手まで行き、小休止。 用水沿いに小さな石仏がある。そばに立っているモミジが色づいている。何度も撮っているが、まだモノにしていない。もう無理だろう。 それよりも、北西方向に、おっぱい山。ただし、送電線が、頂上にかかっている。ま、こちらも何度も撮っている。ダメもとで、何枚か撮る。 明りの具合が、もう限界。一息入れて、移動。土手を上り下りして、八幡橋へ行く。 最近架け替えられた木橋。ただし、こちらも、まともな写真がない。橋際の駐車スペースに車を止め、撮りだす。 やはりダメ!橋はあきらめる。帰り際、記念写真にと、周囲の様子を撮る。 来た道を戻る。紺屋の広い農道。北側の空が目に入る。雲の様子がいい。車を止め、空に向かって、ぐるっと、連写。撮れても撮れなくてもいい。そんな気分だった。
東洋大の横を抜け、塚越の信号を直進。石井・島田の広い農地へ入る。 収穫後の稲田が、一面、黄緑色。広い農道に車を止め、手前にセイバンモロコシを入れて撮る。 移動。農地を縦断、赤尾落合橋へ行く。土手の下、通行止めの柵ができている。歩いて、見に行く。 赤尾橋、長樂橋、ともに通行禁止。いたみがひどい。修復するつもりがないようだ。これが見納めと、橋の上をゆっくり歩く。 人の手が入らない木橋は、なお一層、しらっちゃけていた。朽ち果てる運命を、甘受しているように思えた。
再度、旧安比奈線。 八瀬大橋を渡り、一つ目の信号を左折。うねうね走ると、広い道に出る。車を路肩に止め、線路内に入る。 枕木の上を歩きながら、ゆっくり撮る。センダングサやアカマンマが目につく。快晴、秋の陽がやわらかい。
八瀬大橋を渡り、大袋新田の一般道、自動車工場沿いの路肩に、車を止める。交通量が多い抜け道で、通報されても、文句の言えない場所。だが、ほかに止めるところがない。 車から降り、畑のわきを抜け、旧安比奈線を撮りに行く。 お気に入りの撮影スポットで、一年に、必ず二度くらいは来る。しかし、もう、撮りようがない。前に撮った写真の構図が頭に浮かぶ。 いや、そんなことはない。ウデは上がっているはずだ。自分に言い聞かせ、嫌な気分をはらいのけた。
若葉台の工業団地を縦断。北坂戸大橋経由で、西清掃センター付近まで、一気に走る。 関越道の道路橋を越え、葛川のそばで小休止。車を路肩に止め、外に出る。 刈取りの終わった稲田が、きれいな緑色。よく見ると、根元から、新しい苗のようなものが、つんつん伸びている。 栄養がよすぎるので、成長し続けている。以前、野良仕事をしている人から聞いた話。それにしても、不可思議な光景だ。 移動。近くの遊水池へ行く。西側、おっぱい山がよく見える。低木生垣、アベリアの白い小さな花に絡めて撮る。 あとは、中洲、水際の雑木に止まっているのは、カワウとシロサギの群れ。これもまた、ヘンな光景。気になって、来るたびに、カメラを向けるものの、撮れたためしがない。
日高県道を下り、巾着田へ向かう。天神橋下の河原へ降り、車を止める。アイアイ橋を渡り、付近を散策。 彼岸花もコスモスも、跡形もない。あてにしていた、日和田山の紅葉も、まだ早い。となれば、敷地内のレジャー農園の花々しかない。 ぐるっと見回す。以前来た時に、私有地に入るな、と怒鳴られたことがある。柵などはないが、立ち入ることをためらう。 とはいえ、ピンクのユリのような花が咲いている。小さな看板に、アマクリナムとある。周りからなら、いいだろう。久しぶりの写真撮影、三十分ほど集中する。 一息入れる。冷えたのか、トイレを目で探す。ちょっと遠い。水車小屋のほうへ、ぶらぶら歩き出す。 花壇があり、なかでも、ムラサキシキブが際立っている。紫の粒々が、宝石のように輝いている。
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