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Photo essay  花撮り物語<花切手保存版

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2014/07/24(
)曇り。自宅撮影。

庭の木花、百日紅の撮り直し。

ポイントは、ピンクのふわっとした花弁ではなく、黄色の花粉袋と、その周りの、ひゅっと曲がった長いオシベたち。

とはいえ、蕊たちだけでは、絵にならず、周りの花びらを入れないとだめ。お花の全体的な表情を撮ることに拘泥している。

昨年も撮っているが、背景を作れず、失敗している。今年は、サテン布があるし、深度を考慮して、F22~8の間で、何枚も撮った。

万全を期したつもりではある。だが、写真が、スカッとしない。黄色の蕊の白飛びを警戒したせいか、全体的に、露出不足。コントラスをあげてみたものの、やはり、鮮明度が足りないような気がする。






2014/07/17(
)曇り時々晴れ。自宅撮影。

行きつけの園芸店で買って来たルドベキア、鉢植のまま、じっくり観察。

色々な角度から、お花が一番きれいに見える場所を探す。

一番大切なのは、お花の表情、これは、位置取りや、見る角度で、ずいぶん違う。

これだ、といった瞬間が、必ずあるはずで、かなり粘る。

とはいえ、ルドベキア、目に慣れているお花のせいか、なかなか構図が決まらない。

暑い、ということもあり、もう限界。今度は、ファインダーを通して眺める。

背景は、紫のサテン。幸運にも、明暗が出て、光が差し込む感じになった。

集中が切れた。遊び心が出て、霧を吹きかけた。ところが、予想に反して、水滴にならず、お花が、びしょ濡れになってしまった。これも一興。

最後に、もうひと頑張り。

撮りそこなっていた睡蓮木、枝先に、きれいなお花が一輪咲いている。おそらく、これが最後の機会だろう。






2014/07/8(
)晴れ。自宅撮影。

庭に咲いているベコニア、何回も撮っているが、モノにできない。

今回は、つやのある、緑の葉っぱを全部落として、お花だけに集中する。一番美しい姿を、じっくり探す。

白い花びらに、ピンクの縁取り、まんなかに、米粒だいの、黄色の蕊が、密集している。上から見ていると、蝶のようにも見えるが、平板すぎる。

ベゴニアの、既成のイメージから抜け出せない。

思い切って、真横から見る。すっと伸びた白い茎、立ち姿に感応した。これまでに見たことのない、ベゴニアのイメージだ。

果たして、きれいに撮れるのだろうか。構図、背景、明かり、頭が、目まぐるしく動き始めた。





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