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Photo essay  花撮り物語<花切手保存版

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2014/06/26(
)曇り。自宅撮影。

昨日、行きつけの園芸店で買ってきた、河原ナデシコ。はじめは、鉢植えのまま、眺めていたが、どうにもパッとしない。五、六本切り取って、吸水スポンジに差した。

ふとした気まぐれで、お花に霧を吹きかける。

画像投稿サイトで、水滴のついているお花の写真をよく見かける。瑞々しくて、きれいではあるが、作為を感じる。

しばしば使える手ではないと思っていたが、今回は例外。淡いピンクのお花が、カサカサに乾いている。潤いを与えるつもりだった。

いつものように、撮りながら構図を決め、背景布は、青、紫、緑、赤を選択した。

撮り終わり、画像をパソコンに映し出しながら吟味。お花についた水滴は、予想外の効果、きれいに撮れていた。

しかも、短時間うちに、水滴の様子が変わっていく。経験値が、また少し広がったようで、気持ちが和んだ。






2014/06/19(
)曇り。自宅撮影。

園芸店で買ってきた、鉢植えのフクシア、細い茎の先に大きなお花が付いている。切り取って、吸水スポンジに差すわけにもいかず、そのままの状態で撮影。

はねあがった赤い額、赤紫の花びら、垂れ下がったオシベメシベ、お花全体にピントを合わせたいのだが、絞りすぎると、後ろの枝葉がうるさい。

結局、f5.6にして、背景のサテン布を入れ替えながら撮り進めた。

フクシアの鉢植えは、行きつけの植物園にもある。毎年撮ってはいるが、年々、お花の付きが悪くなってきている。

赤と白の配色のお花だが、今年は、とうとう一枚も撮れなかった。

貴婦人の耳飾り、という別名もあるように、とても美しいお花で、画像投稿サイトにもたくさんアップされている。

果たして、自分の撮ったフクシアは、遜色のないものになっているのか、自信があるようでない。






2014/06/13(
)晴れ。自宅撮影。

昨日買ってきた、鉢植えのラベンダー、ちいさなお花が、たくさん咲き始めた。

すっと伸びた茎を切ってしまうことに気が引けて、初めは、鉢植えのままで撮っていた。

お花のアップは、いいとしても、花姿が、どうにも絵にならない。思い切って、三、四本切り取って、吸水スポンジにさした。

背景のサテン布を、いろいろかえ、その中から、紫、赤、緑、黄色、薄紫、五種類ほど選択して、長時間かけて、花切手にまで仕上げた。

ところが、ぎりぎりにトリミングしたせいか、真ん中のお花の、頭が切れてしまった。元画像と比べてみて、そのちがいに気付いた。これは、使えない!

半日かけて作った花切手を、すべて作り直す。ちょっと、うんざりした。集中力、体力、気力、すべて使い果たしていた。

けっきょく、ラベンダーの花姿は、<花切手>ではなく<花写真>としてアップすることにした。

追 一晩寝て、気持ちが変わった。すべて、トリミングし直して、<花切手>に仕上げた。つかれた!









2014/06/03(
)晴れ。真夏日。智光山植物園、十二時から二時。

久しぶり。いつものように、薬草園から見て回り、管理棟前へ行く。

常設の寄せ植えプランター、季節のお花が、いろいろと植えこまれている。

白いニチニチソウ、マリーゴールド、ブルーサルビア、ペチュニア、それから、かわいい色合いのバーベナ。

カメラを撮りだし、三脚にセットして、紅白の宿根バーベナ、ホットピンクスターにレンズを向ける。

よくよく見ると、お花が、かなり傷んでいる。粘ったが、写真にはならなかった。

諦めて、温室へ行く。入口付近には、なじみのジュランタ、ミッキーマウスの木にも、お花が付いている。

ドアが大きく開いているので、ジュランタにカメラを向けた。色画用紙で背景を作り、いざ撮影。

ところが、風の通り道だ。小さなお花が四六時中揺れている。しかも、どういう訳か、温室への見物客が、ひっきりなし。そのたびに、撮影中断。

それでもかなり粘って、何枚か撮り、木陰で、モニター。

あれ〜〜!!!ピントを合わせたお花の裏に、なにやら黒い足。虫だ。しかも、枚数を追うごとに、体の半分くらいまで見えてきた。まったく使い物にならない。

いつもなら、ここであきらめて引き上げるのだが、週三回のジム通いが効いているのか、さほど疲れていない。もうひと頑張してみよう。





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