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Photo essay  花撮り物語<花切手保存版

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2014/05/31(
)晴れ。真夏日。暑い。自宅撮影。

行きつけの園芸店で買ってきた、山桃草=ガウラの鉢植え。

自室の撮影台に乗せて観察。・・・お花が、盛りを過ぎている。傷んでいるものが多い。

お店で、よく見ないで買ってきたからだ。後悔したが、あとの祭り。枝先に、お花のついている茎を全部、といっても三本だけだが、切り取り、吸水スポンジにさした。

横一列に並べたが、下のほうが、スカスカ。もっとお花が欲しいところだが、枯れた蕾のようなものしか残っていない。これが、失敗の原因。散漫な構図になってしまった。

もっとも、それよりも、色合いが、どうにもよくない。かなり頑張って、補正したが、かわいい桃色にならなかった。






2014/05/27(
)曇り。自宅撮影。

先日撮り損ねた、オニタビラコに、再度挑戦。

小さなお花、遠目に撮りすぎたのが敗因。今回は、マクロで、最短距離。それでも、かなり小さい。

D800E、高解像度の特徴を生かし、大胆にトリミングしたのが、全紙に拡大すると、鮮明度が落ちる。

それでも、綿毛の様子が、面白いので、花切手にまで仕上げた。






2014/05/24(
)晴れ。自宅撮影。ユキノシタの花。

毎年、きまって、庭の日影に繁茂するユキノシタ。今年も、茎がすっと伸びて、たくさんのお花をつけた。

数本摘み取って、吸水スポンジに差した。

一昨日は、ひきすぎて失敗した。構図も作れず、小さなお花の白い花びらが、すべて白飛びしていた。

今日は、作戦を変更して、ぐっとよって、花芯に焦点を合わせた。特徴のある美しい花姿、一輪で、絵になると思った。

日の丸構図を避けるために、周辺部のすかすかした空間には、別の茎を差して、暈すことにした。

とはいえ、完全には回避できず、トリミングに、えらく手間取り、白い花びらの明るさ補正にも、かなり神経を使った。

小さな白いお花は、実に難しい。






2014/05/20(
)晴れ。自宅撮影。

庭の片隅に咲いていたムラサキカタバミ。細い、一本の茎に、かわいいお花が、三つ咲いている。

周りを見回したが、ほかにはない。となれば、わき役をそろえなければならない。

黄色のお花をつけたカタバミ、キュウリのような形の実をたくさんつけている。それに、三つ葉の葉っぱ、大きいものを選んで、数本摘んだ。

自宅撮影、ここのところ、ボーズの日が続いている。とくに、小さなショウブを撮り損ねたことが、痛い。敗因は、照明。LEDライトに頼りすぎて、画面が平板になりすぎた。

今日は、窓からの、自然光だけで撮ることにした。光と影を、もっとじっくり観察するべきだ。これも、撮影のイロハの<イ>だった。






2014/05/13(
)晴れ。自宅撮影。

近くの川、土手沿いに花壇がある。今は、ヤグルマギク、繁殖力が強いとみえ、道路際にまで、はみ出して繁茂している。

何日か前から、このヤグルマギクの<花盗り>を算段していた。夕方、薄暗くなるのを待って、自転車で出かけた。

花壇に咲いているお花を取ることは、さすがにできない。だが、道路に咲いているものならいいだろう、と自己正当化した。

夜陰にまぎれ、悪事を働いているような気がした。十数本切り取って、ささっと引き上げた。

花瓶に挿したヤルグマギク、一晩たっても元気だった。何本か選び出し、吸水スポンジにさしながら、構図を作る。

過度の露出アンダーに対しては、モニターしながら、露出補正を、こまめに試みた。

背景布のサテン、黄色や黄緑など、明るい色は、プラス補正を2.0前後にまで上げた。

カメラ側での露出補正と、パソコン側での露出補正、どっちで補正しようが、同じだと思っていたが、ちょっと違う。

カメラで、適正露出で撮っていると、パソコンでの補正が少なくて済む。画像が荒れないので、きれいな色が出る。

なるべく、カメラ側で補正して、パソコンでの補正を最小限にする。画像劣化を防ぐ、イロハのイだ。何年間も実践してきたのに、なぜか、忘れていた。






2014/05/09(
)晴れのち曇り。自宅撮影。

今年も、庭の紫蘭が咲いた。五、六本摘み取って、観察。

形の良いお花を選んで、並べてみる。F値は22、花姿を撮ることにする。

背景のサテンの布、色を決めかねる。青系、緑系、赤系、黄色系、いちおう、全部撮ってみる。

途中から、ふと気づいて、ホワイトバランスを、オートから晴天に切り替える。

それでも、ほとんどすべての色で、過度のアンダー。補正すると、紫が、変な色になってしまう。唯一、紺系の青だけが、適正露出で撮れていた。

背景とお花との明るさの差異、くわえて、色温度=色の差異、理解できていないことが、あまりにも多すぎる。






2014/05/02(
)晴れ。一気に、夏日になる。

近くの川へ、自宅撮影用の菜の花を摘みに行った。すると、花壇から逃げ出したのだろうか、土手の斜面に、オレンジ色のポピー?が、群生している。

最近、画像投稿サイトなどでもよく見かけるが、空き地や道路際にも、たくさん咲いている。

調べたら、ナガミヒナゲシという名前だった。帰化植物で、日本中、温暖な土地に、自生しているとのこと。要するに、雑草、いやいや、山野草だった。

以前、ポピーを摘んできた時のこと。お花の傷みが、ものすごく早く、小一時間で、しおれてしまい、撮影できなかった。

案の定、ナガミヒナゲシも同じで、吸水スポンジにさした時点で、もう萎れ始め、頭を垂れてしまった。

つい十五分前までは、土手の斜面で、元気に風に揺れていたのに、と思うと、心が痛んだ。

野に咲いているときの姿とは、だいぶ違う。だが、数十本のお花達を無駄死にさせるわけにはいかない。てっとり早く撮影して、なんとか、花切手にまで仕上げた。






2014/05/01(
)晴れのち曇り。自宅撮影。

庭に、ハルジオンが咲いている。四、五本摘んできて、吸水スポンジにさした。

何年か前にも、ハルジオンは、自宅撮影している。そのときは、ひとつのお花に合焦、周りをぼかした。優しい雰囲気になった。

今回は、絞りに絞って、F値は22。オートフォーカスは使わずに、マニュアルでピント。花姿を主題にした。

ちなみに、蕾が垂れ下がってるのが、ハルジオン。念のために、茎も調べた。やはり空洞、まちがいない。

ヒメジオンとハルジオンの違い、なかなか、頭に入らなかったが、もう大丈夫だ。





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