此岸からの風景
www.sekinetoshikazu.com since 2005

top photo essay gallery 花切手 blog biography contact

 Photo essay<入間川写真紀行>

2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012

2013

2007.8.26(日)晴れ。今日が、暑さの峠らしい。入間川十六番、本富士見橋。九時半から十一時。

順路としては、本富士見橋を歩いて渡り、左岸の自転車道を、田島屋堰まで遡上する。しかし、暑い。億劫になる。予定変更。

16号の建材屋の脇から、右岸の川原へ入り、そのまま、新富士見橋の下まで行く。人影がない。日陰に車を止め、入間川の交差点に上がる。歩道橋から、対岸を眺める。

11月に、D300が出る。どうりで、D200が安かったわけだ。性能の違いを調べた。画素数が1200万。ま、これはいい。ファンダー視野率が100パーセント。チェッ!舌打ちをした。D200のほうは、視野率95パーセント。構図を決めたあとに、若干焦点距離を上げる必要がある。馴れるしかないだろう。

景色がいいのは川シモ。だが、半逆光状態。きれいに撮れない。となれば、順光状態の対岸に、カメラを向けるしかない。しかし、こっちは、絵にならない。左にふって、高層マンションを入れるしかない。ほんの少し、半逆光気味になる。

ほぼ順光状態で撮らないと、川原の緑と青空とのバランスが崩れる。写真に撮ると、明かりのわずかな違いが、如実に現れる。その点が、肉眼とは相当違う。気づくのに、三年くらいかかっている。間抜けな話だ。





2007.8.13(月)晴れ。猛暑日。暑い。入間川十七番、広瀬橋。九時半から十一時半。

広瀬橋を渡り、鵜の木運動公園の脇から、右岸の川原へ入る。おとといと同じ順路。仕切りなおし。

対岸にアパート。手前には、子供公園。遊具などが見える。なんとなく、気になる風景。また撮り出す。

今日は、空の景色がいい。大きく取り込み、アパートの水平を確保する。

移動。川原から土手に上がる。田島屋堰の真横。高層マンションが、にょきっと突き出ている。周りに高い建物がないから、よく目立つ。

十一時を過ぎると、自衛隊の飛行機が、訓練飛行を終えて帰ってくる。迂回しながら、北の空から侵入してくる。徐々に高度を下げ、灰色のマンションの上をかすめていく。どうやら、着陸の目印になっているようだ。みているだけでも、危なっかしい。とはいえ、今日にかぎって、ジェット機の姿が見えない。盆休みなのかもしれない。

D200で、十分にモニターしてから、F5でも、何枚か撮った。フィルムカメラだから、シャッターを押すときに、少し緊張した。もっとも、撮れた気はしない。半信半疑。写真を撮ったという気分だけだ。





2007.8.10(金)晴れ。猛暑日。入間川十七番、広瀬橋。九時から十一時。

今日も暑い。

昨日撮り損ねた、広瀬橋からの景色が気になっていた。色合いも構図も、イマイチぱっとしない。しかし、それよりも、上部左右の隅が、ケラれている。おそらくは、レンゲ型のフードのせいだ。フードを取って、撮りなおしてみた。

ちなみに、ケラれは改善した。とはいえ、同じところが、少し暗い。なんとなく釈然としない。

車に戻った。もう、汗ぐっしょり。ひと息入れ、川沿いのガタガタ道を、遡上。右手は、運動公園。平日の炎天下、さすがに人の姿はない。

遠目に、向日葵。土手下の、家庭菜園だ。車を道に止め、外に出た。日差しは、猛烈。だが、風がある。川シモから、涼しい風が吹いてくる。グランドの芝生を踏みしめながら、向日葵に近づいていった。と、目の隅に、ヘチマ棚。黄色い花が咲いている。

何年か前に、土手の上から撮った。その、もあっとした写真を思い出した。





2007.8.9(木)晴れ。猛暑日。入間川十七番、広瀬橋。九時から十一時半。

猛暑にめげ、何日か、歩行をサボっていた。しかし今日は、スカッと晴れている。写真日和。いつまでも、家にこもっているわけにもいかない。

左岸、広瀬橋の下に車を止める。バックを背負い、橋に上がる。川カミの景色を、ゆっくり撮る。

過焦点距離を思い出しながら、小一時間夢中になる。車に戻ったときには、背中が、汗でびっしょり。炎天下、もう限界。

移動。県道に出て、豊水橋へ向かう。橋をわたり、回り込んで、右岸。グランドの横を通り抜け、霞川との合流点を見に行く。

日陰で、何人か、釣りをしている。話し声は聞こえない。時々、自衛隊のジェット機が、視界をよぎる。真夏の静寂だ。

車を木陰に止め、ぶらぶら歩きだす。建築資材の不法投棄。小道があり、おそるおそる行く。崖際に、ホームレスの小屋。まだあった。そうっと引き返す。その際、対岸の景色が目に入る。先ほど通ったところだ。一枚だけ撮る。





2007.8.4(土)晴れ。猛暑日。入間川十九番、豊水橋。九時から十一時。

重装備で、豊水橋の上を歩く。川カミを撮る。

久しぶりに、フィルム一眼レフでも撮る。ただし、ワンカットだけ。

いくら撮ったところで、反古写真ばかりだ。フィルムや現像代がもったいない。貧乏人のやることじゃない。一時、そう思って、写真から遠ざかっていた。

そうこうしているうちに、500万画素のデジタルカメラが出た。半信半疑で、買ったみたところ、これが、思いのほか、使い勝手がいい。そのうえ、お金がかからないから、バンバン撮れる。まともな写真は、ほとんどなかったが、勉強にはなった。

四年の間に、デジカメで撮った画像は、おおよそ一万枚。CD、約75枚。しかし、その中で、自室に飾っておきたい写真は、果たして、どのくらいあるのだろう。五十枚、いや、三十枚以下かもしれない。だから、怖くて、選定作業ができない。いまだに、部屋には、一枚の写真もない。





2007.8.3(金)曇り時々晴れ。強い南風。不安定な空模様。台風の影響か。入間川歩行は、中止。

昨日、一昨日と、多少日差しがあったので、入間川に出た。ただし、写真のほうは、二日ともボーズ!新しいカメラに、ウデが追いつかない。ついでに、もうひとつ言い訳。じつに、暑い!

炎天下、写真を撮る元気がない。エアコンのきいた部屋から出たくない。それが本音だ。体力も気力も、確実に減退している。





2007-1 2007-2 2007-3  2007-4  2007-5  2007-6

2007-7
  2007-8  2007-9  2007-10  
2007-11  2007-12


2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012

2013


此岸からの風景 www.sekinetoshikazu.com since 2005

top photo essay gallery 花切手 blog biography contact

Written by sekinetoshikazu in Kawagoe Japan.
Copyright(C)2018 Sekine Toshikazu All rights reserved
.

inserted by FC2 system