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 Photo essay<入間川写真紀行>

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2006.4.1(土)晴れ。あたたかい。入間川歩行、番外、越辺川高坂橋付近。九時から十一時。

右岸、島田橋より川カミの土手は、自転車専用道。ただし、川に沿った川原道がある。高坂橋の下へと通じている。今日も、釣り人が何人かいる。脇を、知らん顔をして通り過ぎた。焚き火の跡があり、椅子が二脚ある。軽自動車も止まっていて、ジジイたちが話している。釣り場の常連だろう。いや、風体からして、付近のホームレスかもしれない。

高坂橋の下を抜ける。道はまだ続いている。今度は、東上線鉄橋。下をくぐる。と、道端に、車が何台もとまっている。釣り場だな。首を伸ばして見る。狭い河原がある。竿がたっている。水際が、釣り人に占領されている。ふん。さらに行く。砂利道が途絶える。先は、草むらの中を行く悪路。行ってもしょうがないだろう。回転。407号に出た。引き上げ、引き上げ。





2006.4.3(日)くもり。入間川歩行はお休み。

鏡の取り付け、マフラーなどの洗濯。そのあとは、いそいそと買い物。久しぶりに、川越のGAPへ行く。一月に行ったときにくらべ、商品の数が多い。かなり安くなっている物もある。ためしにと、厚手の綿アウターとBDシャツを買う。衝動買いが、まだ続いている。いや、ストレスを発散しているのかもしれない。





2006.4.4(火)晴れ。あつい。入間川三番、釘無橋右岸。九時から十二時。

雁見橋を渡り、右岸の土手道に入る。寄り道しながら、芳野台の工業団地に入る。野球場の駐車場に車を止め、土手に上がる。

築堤工事がひと段楽。もっとも、河川敷や土手の斜面は、まだむき出しのまま。整地だけは終了、という感じ。それにしても、きれいにしてくれたものだ。雑木一本残っていない。悲しむ余裕すら与えてくれないわけで、サバサバしたもんだ。とはいえ、前に見つけた撮影ポイントを、知らず知らずのうちに探している。残っているのは、水門だけだ。

移動。念のために、河川敷へ入る小道を見に行った。どこもかしも、真新しい車止めが立っている。土手道にすら入れない。ということは、右岸、上江橋から釘無橋までは、おしなべて、一般車両全面立ち入り禁止。横着して、土手道を車で流すことができなくなった。ま、それもいいだろう。そのうち、天気のいい日に、ぶらぶら歩こう。そのほうが、健康のためにもいい。健康、か。今日はもう、あつくて写真撮影どころじゃない。





この時期、どうしても、桜が目に付く。






2006.4.6(木)晴れ。入間川歩行はお休み。

左目不調。自重する。





2006.4.8(土)曇り。入間川歩行はお休み。

左目は、さほど増悪していない。ちょうどいい、今日もゆっくり過ごそう。ぶらっと、買い物へ出る。





2006.4.9(日)晴れ。入間川一番、上江橋右岸。九時から十一時。

一気に芳野台の工場団地まで走る。なじみの水深計を見に行こう。立ち入り禁止を無視。工事中の土手に入る。強風。思いのほか寒い。装備が不十分。それでも、なんとか歩いて、水深計の前まで行く。チラッと見る。とてもじゃないが、写真を撮る状態ではない。引き返す。五月末には、新しい土手が完成するようだ。また来るさ。

移動。下老袋の雑木が気になる。土手下の民家脇に車を止め、土手に上がる。雑木どころか、墓地までない。かろうじて残っているは、陰気な竹やぶだけ。景色がまったく変わってしまった。川原は整地され、のっぺりとした河川敷となった。なおいっそう、寒々しい。

移動。入間大橋の下を突っ切る。土手の斜面が、黄色に染まっている。上江橋まで、ずうっと、菜の花。






2006.4.11(火)曇りのち小雨。入間川歩行はお休み。

メモ帳の整理。時間をもてあます。外出。カルフールのユニクロなどへ行く。ウォームアップパンツが値下がり。しかし、ペラペラで駄目。いくら安くても、あれじゃ〜、買えない。ついでに、川越のマルカワにも寄る。昔、何回か行ったことのあるジーパン屋。でかいだけで雑然としていた。それが、多少きれいになっている。安物ばかりだが、品数も多い。一階がアウター系、二階がジーンズ系。ゆっくり見て回る。ムーンストーンのダウンとか、アルファのジャンパーとか、輸入物もある。だが高い。何も買わずにでる。

若者がおしゃれになったせいか、この種のジーパン屋がけっこう流行っている。もっとも、今日は平日だから、客はほとんどいない。変な親父が来たぞ。不審に思われたかもしれない。なに、かまうものか。

最後は、吉野家でのおそい昼食。プレーンカレー、¥280。辛いだけで、たいしてうまくない。外が見える、いつものカウンターに座り、ゆっくり、食べる。帰ったら、昼寝だな。ほかに、やることが思い浮かばない。

みじめ、とはおもわないが、実にちゃっちい、五十四回目の誕生日だった。





2006.4.13(木)くもり。入間川歩行はお休み。

午前中は買い物。午後は昼寝。





2006.4.15(土)曇り時々晴れ。入間川歩行、番外、鶴ヶ島市高倉地区の菜の花畑。九時から十一時。

朝、NHKのニュースで、鶴ヶ島の菜の花畑が紹介されていた。場所は、だいたいわかる。高校の裏あたりだ。車だと、十五分でいける。あんなところに、菜の花畑があったのか。さっそく、行ってみることにした。

JAの直売センターに車を止めた。ぶらぶら歩いていくと、見えた。一面黄色。その中に、大きな鯉幟が見える。小川に沿って、小さな鯉も、たくさんつるされている。なるほど、テレビで見たとおりだ。ただし、明かりの具合がよくない。陽射しが弱いし、空の色もさえない。いい写真には、ならない。それでも、あたりをくまなく歩いた。撮影ポイントを幾つか見つけ、かなりの枚数を撮った。スカッと晴れた日に、また来るさ。試し撮りだのつもりだった。

帰宅後、いつものように、画像の入力、選択、加工。ただし、この日は、迷いに迷った。構図的には、かなり面白い。ただし、露出不足。スカッとしない。執拗に補正をくりかえしたが、駄目だ。試し撮りとはいえ、もう一歩というところで、取り逃がしたわけで、なんとも悔しい。

追。後日、陽射しのある日に再挑戦した。だが、いい写真は撮れなかった。やはり、ウデのせいだ。そう思うと、失敗作が、急に惜しくなった。アップしておこう。






2006.4.16(日)くもり。入間川歩行はお休み。

午前中は買い物。午後は昼寝。

数週間前から、息苦しい感じがする。時々、動悸もする。血圧を測ったら、案の定、高い。上は150前後、下は100前後。薬の副作用かと思い、減量したが、すぐにリバンド。もう、この手は使えない。さりとて、ほかに思いつくことといえば、運動不足、塩分の取りすぎ、ストレス。とはいえ、どれもこれも、一般的過ぎて、決め手にかく。やはり、薬の長期服用が原因なのか。さて、困った。動きが取れない。





2006.4.18(火)晴れ。暖かい。入間川歩行、番外、鶴ヶ島市高倉の菜の花畑。十時半から十二時。

先日撮り損ねた菜の花畑。今日は、青空こそないが、陽射しは十分。これで駄目なら、諦めるしかない。ウデがないんだ。

撮り出した。しかし、どうも体調がよくない。血圧が高いせいか、動悸がする。それに、立ちっぱなしで背筋が痛い。ものの小一時間で、疲れてしまった。もう、集中できない。十二時、粘りきれずに引き上げ。





移動。県道の吉野家で昼食。そのあと、久しぶりに、関越橋の下へ行った。日陰の静かな場所で、時間つぶしだ。

対岸の橋の脇、ブルーシートの小屋がない。おそらく、護岸工事を名目に、強制撤去だ。正直言って、長年、公共の場所を占拠していたホームレスに、同情する気にはなれない。奴らが、どこで野垂れ死にしようが、知ったことではない。とはいえ、目の前がすっきりしすぎて、なんだか物たりない。ふと、想った。足の悪いホームレスは、新しいネグラを見つけたのだろうか。やせた犬は、一緒なのだろうか。木々の間に、黄色いテープがひらひら揺れていた。





2006.4.20(木)雨のち晴れ。入間川歩行はお休み。

午前中は、写真紀行の制作。外は、春の嵐。激しい雨。午後になって晴れる。みたび、高倉の菜の花畑へ行く。久しぶりに、スカッとした写真が撮れた。






2006.4.22(土)晴れのち曇り。入間川歩行、番外、鶴ヶ島市高倉の菜の花畑。九時から十時。

先日撮り損ねた、西側の風景を撮る。菜の花畑も、これで四度目。もういいだろう。移動。上江橋右岸へ向かった。入間川歩行を続行しよう。途中、寄り道。府川のポプラなどを撮る。そうこうしているうちに、雲が出てきた。なんだか、耳の調子もよくない。無理をしない。十一時半、引き上げ。






2006.4.23(日)くもり。入間川歩行はお休み。

左耳がおかしい。ゲップをすると、鼓膜に響く。少し痛い。午前中、小一時間ほど、写真紀行の制作。あとは、外出。娘達の家で、Eメールの設定。二時過ぎに戻り、昼寝。息苦しくなって起きる。血圧だ。すぐに測ってみると、案の定、高い。下は、105以上もある。ネットで調べたら、どうやら、拡張期高血圧症らしい。気分が、くさる。





2006.4.25(火)曇り時々晴れ。入間川一番、上江橋。十時から十一時半。

届いたばかりの、黒ウィンドブレーカー上下を着る。気分はいい。上江橋右岸へ向かう。土手の斜面に、菜の花が咲きそろった。今日は、ゆっくり歩きながら、眺めてみよう。途中、寄り道。芳野台の煙突などを撮る。





入間大橋から上江橋まで、およそ三キロ弱。その間ずうっと、斜面には菜の花。見事だ。ただし、土手下の一般道が狭い。駐車することができない。うかうかと、上江橋際まできてしまった。河川敷の自動車教習上が見える。車を、土手の上に止め、外に出た。ぶらぶら歩いてみようか。薄ら寒い。それに、陽射しがない。散歩も写真も、駄目だな。

たとえ、天気がよくなくても、ほかにやることがなければ、歩き出していたかもしれない。でも、この日はちがった。川越のGAPへ行こう。朝から、思っていたことだ。依然として、衣服の衝動買いが続いている。





2006.4.27(木)くもり。入間川歩行はお休み。

朝から、衣服のネット検索。ショップで、トレーナーの衝動買い。そのあと、銀行などへ用足し、買い物。終日、所在無く過ごす。





2006.4.29(土)くもり。入間川歩行はお休み。

午前中に、ちょこっとだけ、写真紀行の制作。あとは、買い物、衣服の整理。今日も一日、無為に過ごす。明日は、晴れの予報。入間川に出て、写真を撮ろう。





2006.4.30(日)晴れ。あつい。まるで夏日。入間川一番、上江橋。九時から十二時半。

右岸の土手、斜面の菜の花は、やや盛りを過ぎていた。

新しくできた水門の横に、プレハブの建物がある。事務所のような感じだが、いつも、無人。その駐車場に、車を止める。土手下の道を横切り、斜面を登りだす。菜の花の花粉がジャージーにつく。上は、舗装された土手道。ただし、車両進入禁止。天気がいいせいか、人の姿が目立つ。ぶらぶら歩きだし、写真を撮る。斜面の菜の花は、どうもうまく撮れない。まあ、いい。こだわらずに、川原へとおりる。整地され、なにもない。真新しい水門だけが目に付く。景色がよそよそしい。

移動。橋際の土手に車を止める。教習場があり、鉄塔があり、さらに、はるか彼方には、清掃工場の煙突が見える。立ち位置を、少しずつずらしながら、入念に撮る。好きな景色のひとつだ。





橋の上を歩こうか。いや、今日は、やめておこう。暑さに、身体がだいぶ参っている。無理をしない。引き上げ。伊佐沼代用水沿いに走る。途中、寄り道。先日撮り損ねた、カントリーエレベーターを撮る。今日は、道路から、農地の中へ、一歩踏み込んで撮った。






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