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Photo essay  花撮り物語<花切手保存版

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2013/03/28(
)花撮り物語番外。晴れ時々曇り。坂戸市北浅羽の桜。十一時から一時。

今年は、桜が早い。四月に入る前に、近所の公園、街路樹など、軒並み満開である。

北浅羽の桜は、どのような状態なのか、坂戸市のホームページなどを検索したものの、情報は全くない。

行くしかない、と思い立ち、車を走らせた。

ヤマダデンキの前を通り過ぎて、407号を突っ切る。入西の住宅団地に入り、ヤオコーの交差点を右折、工場団地の中を抜けると、うっすら、桜並木が見えた。

まだ、咲いていた。しかも、今年は、かなり花付きがよい。並んだピンクが、目に優しい。いつものように、花見客の少ない西側の駐車場へ回り込む。

見事な桜並木になった。はじめて来たのは、五、六年前だったろうか、支え木のある、か細い苗木のような桜たちが、立派に育った。

これほどの景観、にもかかわらず、花見客は、ほとんどいない。貸切状態の中、毎年撮っている定位置を探しながら、桜花を楽しむ。

カメラに、手元に残している35-70のレンズをつけ、久しぶりに風景と向かい合う。ところが、覚え込んだはずの、パンフォーカスがうやむやになっている。

構図先行、ズーミングして、70ミリ側で撮ってしまった。そうではない。35ミリ側で、過焦点距離の半分の位置にまで、自分の体を移動しなければならない。

といっても、あとの祭り。手前のスイセンはいいが、奥の桜並木のピントが甘い。ま、そうカタいことを言わずに、決まりごとの定点撮影、アップすることにした。






2013/03/26(
)晴れのち曇り。智光山植物園。<花切手2013-9.10>ウグイスカグラ*クリスマスローズ。十時半から十二時半。

寄り道。植物園のすぐ手前、道沿いの農地に、レンギョウが見事だ。背景には、ピンクの桃の花。明るい色彩に、春を感じる。

道路に車を止め、何枚か撮る。といっても、枝にスズナリのレンギョウのお花、眺めているだけなら、心地よいが、絵にするのは難しい。すぐにあきらめる。

一月、二月と、ほとんどお花のなかった植物園。三月も後半になり、桜などもちらほら咲き始め、園内が、パッと明るくなった。

平日だというのに、来園者が多い。家族連れや老夫婦、それぞれの春を楽しんでいる。

モクレン、コブシなど、木花を眺めながら、園内を一回りする。スイセン、ゲンカイツツジなども目に付いたが、あまり撮る気になれない。

最後に、お決まりの温室。胡蝶蘭やシンビジュウムが少し咲いている。こちらも、ちょっと眺めただけで、カメラすら向けなかった。

帰り際、まえから気になっていた、通路沿いのウグイスカグラにクリスマスローズ。アングルファインダーをのぞきながら、何枚か撮る。

どちらも、昨年からのお馴染みさんではあるが、今年は、うまく撮れているのだろうか、はかない神頼みをしながら、車に戻った。






2013/03/24(
)自宅撮影。<花切手2013-8
>、ラッパスイセン。

いただきもののラッパスイセン。新しいレンズ、Nikon70-200f4で、試写がてら撮る。

今年の初めに、D700を下取りにして、D800Eを買った。解像度は抜群で、D800以上の優れものだった。

カメラ二台体制の撮影にも変化が起きた。D800Eにマクロ105ミリをつけ、D800には、十年以上前に買った、VR80-400つけた。

ニコン初のVRレンズ、80-400は、これまで、D700につけていた。解像度に不満はなかったが、今回、3600万画素のD800につけてみると、すこぶる相性が悪く、ピシッとした画像が出てこない。

ニコンのサービスセンターで、点検したものの、問題はない。おりしも、VR80-400の新型が出て、旧型の下取り価格は急落。値のあるうちにと、売却を決める。

花撮りに、重くて焦点距離の長い80-400はいらない。となれば、定評のある70-200f2.8か、去年出たばかりの70-200f4である。両者、長所短所、それぞれあるようで、価格comなどのクチコミなどでも、喧々諤々。

結局、軽い、というのが決め手になって、70-200f4のほうを買った。70-200f2.8は、1500グラムほどあり、これまでの経験から、二台体制での撮影は無理と判断した。

自分にとっては、ベストの選択だと思うのだが、解像度の問題があり、多少不安であった。ところが、試写してみたところ、これまで常用してきた105ミリマクロと、さほどの違いはない。

これで、新しい二カメ体制が整った。あとは、お花や風景と、静かに向かい合うだけだ。とはいえ、狭心症による心身のダメージから、なかなか抜け出せず、いまひとつ、やる気になれないでいる。





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