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 Photo essay <入間川写真紀行>

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2012/06/18(
)曇り、一時晴れ。入間川写真散策。十時半から一時。

気になっているのは、入間川左岸、広瀬橋から本富士見橋の、ネジリバナの群生。

昨年、河川敷花壇のお世話をしている方から、聞いた話。たしか、六月中旬頃だと、記憶している。

いつものように、広瀬橋下に車を止め、土手の自転車道を、撮りながら歩き、川原へ入る。

期待していたのだが、一面、シロツメグサの群生。

とはいえ、よく見ると、その間に、ネジリバナと思しきものが、つんつんのびている。

お花は、一輪もない。時期が早い。納得して、そばの花壇に入る。

いろいろ、咲き乱れている。白蝶草、ユリ、モナルダ、オキザリス、ホットリップス、そのほか、名前の知らない、かわいいお花たちを、手当たり次第に撮る。

しかしながら、曇り空、背景づくりに失敗。今回も、ほとんどモノにならなかった。消耗感が大きい!






2012/06/10(
)晴れ。入間川写真散策。十時半から二時半。

梅雨に入り、今日以外は、曇りマークが並んでいる。

智光山植物園。撮りだめをするつもりで、長居する。約三時間、目につくお花を、片っ端から、撮った。

とはいえ、二日がかりの整理の結果、ほとんどモノになっていない。撮れたつもりが、撮れていない。

体調が、万全ではない、ということもある。しかし、問題は、写真論に関することで、もっと、深刻だ。

お花の色と形、色彩と造形の遊び、しかし、それだけでは済まないだろう、などと考えている。

ま、それじゃ、写真は撮れないだろうな。

ヘタな考えが吹き飛ぶほどの、美しい集中、そうしたものだけが、人生に対抗できる。

心を入れ替え、アマチュア写真家として、再出発したつもりが、また、昔の自分に戻っていた。






2012/06/08(
)晴れ。小畔川写真散策。十一時から十二時半。

御伊勢橋際の、花壇。お花が咲き乱れている。とはいえ、名前が、ほとんどわからない。

とりあえずは、見知っているお花、白蝶草、ブルーサルビア、マツバギクなどを撮る。

ほかにも、ユリのようなお花、ヘメロカリス。初めて見る、小さなピンクの釣鐘型、これは、とうとう名前がわからなかった。

お花の名前、特定が、とても難しい。最近は、植物園で撮っているので、この苦労を忘れていた。

名前がわからないと、どうにも、親しみがわかない。気に入った写真が、なんとなく、物足りない。

お花がたくさんあるのは、楽しいが、目移りして、どうにも、粘り切れない。結果として、みな撮り損ね、徒労感が大きい。限られた時間と体力、狙いを絞る必要がありそうだ。






2012/06/04(
)晴れ。入間川写真散策。十時半から十二時半。

智光山植物園。日差しが強いので、薬草園の木陰の下で、ゆっくり撮る。

オオムラサキツユクサの、白いお花が目立つ。ポイントは、紫色の、ふわっとした花芯。きいろの花粉袋もかわいい。

今日こそは、という気持ちで、かなり粘る。

あとは、つる植物。スイカズラという、雰囲気のあるお花。向かいの駐車場、車のフロントガラスが光って、愉快な効果になった。

ムベの白いお花や、十字形の黄色、ヘンルーダも撮ったが、モノにならなかった。

帰り際、昨日撮った、アゲラータムを、もう一度観察する。やはり、蕾の状態のほうが、面白い。

何日か前に、ふと思い立って、ネットラジオを検索した。聞きたいと思ったのは、60-70年代の、アメリカンポップス。

あのころは、音楽に、ずいぶん癒された。今は、パソコンしながら、バックに、静かに流している。

心の平安、生も死もない世界、幸せとは、こういうことなのかもしれない。






2012/06/01(
)晴れ。入間川写真散策。十時半から十二時半。

智光山植物園。バラ園、再再度の撮り直し。

天気は、最高、これで撮れなければ、もう無理だろう。多少、気負って撮り始める。

しかしながら、盛況すぎて、気が散ってしかたない。おばさんたちのしゃべり声、アマチュアカメラマンの、頻繁な出入り。

じっくり観察しても、肝心のバラのお花に、これといった感動がない。結局、どう撮っていいのか、わからぬまま、諦める。

一息入れる。園内を散策。白い木花たちは、ほとんど散ってしまい、いまは、新緑。その中で、カルミアを発見。

白、ピンク、薄ピンクと、違った色の木があり、バラ園の喧騒からも解放され、写真に集中する。

日陰での撮影、時折、涼しい風が吹いてきて、心地よい。

静かな場所で、お花と対話、ことあらためて、自分の流儀を確認した。





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