2012/05/28(月)晴れ、午後に雷雨。入間川写真散策。十時半から十二時半。
ほぼ、一週間ぶりの、智光山植物園。バラ園が満開だそうで、気になっていた。
バラ、撮るのが苦手なお花、ベストファイブに入っている。いまだ、一枚も、気に入った写真がない。
色合い、花弁の感じ、とても、美しいのだが、どこか、よそよそしい。花芯が見えない、というのも、一つの要因かもしれない。
自分には縁のない、手の届かない美人、はてさて、どのようにして撮ろうか。バラ園は、平日だというのに、盛況。女性ばかりで、少し肩身の狭い。
ぶらっと一回りすると、雲ゆきが怪しくなる。風が吹いてきて、遠くで、雷の音。ほとんど撮ることもせずに、引き上げ。なんだか、ほっとした
バラ園へ行く前に、いつものように、薬草園をのぞく。牡丹、ジャーマンアリスなどは、立ち枯れ、人の姿はほとんどない。
セージの仲間や、紫つゆ草、ほかにも、いろいろ撮ったが、モノになったのは、日陰に咲いていたムラサキカタバミ、盛りを過ぎた紫蘭だけだった。
2012/5/23(水)晴れ。入間川写真散策。十時半から十二時半。
久しぶりに、安比奈の親水公園へ行く。
北側のお花畑、思ったとおり、ヤグルマソウなどが咲き乱れている。
深紅のポピーも所々にあり、いいアクセントになっている。
昼咲き月見草、サクラソウ、アカバナ、ほかにも、名前の知らない小さなお花がたくさんある。
昨年は、ヤグルマソウを手前に入れて、アーチ形の水管橋を撮った。お花畑に橋、風景写真を意識していた。
今年は、同じ景色を前にしても、心が、まったく動かない。
おりしも、水管橋の上に、一文字の雲。絶好のロケーションだが、それでも、気合が入らない。
内面の変化が、写真への向き合い方、さらには、写真の質にまで及んでいる。
還暦を迎え、これまでになく、生きられる時間を意識しだした。
あと十年、いや、あと二十年、そうした言葉が、しばしば湧き起ってくる。
2012/05/17(木)晴れ。番外、入間川写真散策。自宅撮影。
昨日、空き地で摘んできた、アカツメグサとマーガレットの撮影。
両方とも、なじみのお花。背景をカラフルにして、お花の存在を際立たせる。
野外撮影に比べ、自宅撮影は、時間の節約、それに、純粋に、写真に集中できる。
とはいえ、部屋にこもってばかりでは、精神衛生上、よろしくない。やはり、青空の下での撮影が最高だ。
2012/05/16(水)晴れ。小畔川写真散策。十一時から十二時半。
久しぶりに、御伊勢橋の花壇へ行く。
いろいろ咲いている。車を道路に止めて、撮り始める。
目についたのは、紫のシラー。小さなお花の集合体、撮るのに難儀した。
あとは、ハマナス、きれいなお花を見つけて、集中的に撮る。
ほかにも、名前の知らないお花が、たくさんある。とはいえ、多少風邪気味、しかも、かなり暑い。
またの機会、ということにして、早々に引き上げ。
2012/05/13(日)晴れ。入間川写真散策。十時半から一時。
久しぶりに、入間川広瀬橋、田島屋堰のお花畑へ行く。
さほど、期待していなかったのだが、土手道や斜面に、ジャガイモの花、タニウツギ、アカツメグサ、いろいろ、咲き乱れている。
以前、撮り損ねた、ムラサキカタバミも満開。今日は、マクロでじっくり撮る。
いつものように、堰の脇から、河川敷へ入る。と、お花畑がにぎやかだ。
チェリーセージ、フレンチ・ラベンダー、あとは、名前の知らないお花たち、足元に、たくさん、咲いている。
植物園のように、名札、標識があるわけではない。モノにしたとしても、名前の特定が大変だ。
日差しが強く、暑い。初夏の陽気。上着を脱いで、時間がたつのも忘れて、撮影に没頭した。
2012/5/11(金)晴れ。入間川写真散策。十時半から一時。
智光山植物園。夏支度で来たので、風が、少し冷たい。車に積み置きのパーカを着る。
まずは、薬草園。牡丹は、盛りを過ぎたが、ジャーマンアイリスが、紫、白、黄色、と咲きそろった。
といっても、今日も、撮るのに難儀する。お花が不定形、立ち姿にも、気持ちが動かない。かなり粘ったが、感触がない。
あきらめて、近くにあった、紫蘭を撮る。正面を向いている、蜜標のはっきり見えるものに的を絞る。
移動。いつものように、園内をぶらぶら散策。
ハンカチの木は、いまだ、白い花をつけているが、素通り。隣の、ベニバナトチノキ、キモクレンなどに、カメラを向ける。
バラ園は、まだ、ほとんど蕾だが、大花壇のビオラたちが、あの冬枯れの時期を乗り越え、爆発的に咲いている。ちょっと、心が動く。
ほかにも、いろいろ咲いていたが、集中力がない。
最後に、ミッキーマウスの木を見に行く。ところが、見物人が、次から次へ来る。落ち着かかない。カメラを向けることもなく、引き上げ。
2012/05/07(月)晴れ。入間川写真散策。十時半から十二時半。
智光山植物園。ハンカチの木が、大人気。見物人が、ひっきりなし。みな、カメラや写メールで撮っていく。
天気もいいし、今日撮れなければ、諦めるしかない。じっくり、眺める。が、まったく絵にならない。
もう、無理だろう。是が非でも撮りたいと思っていないのが、致命的だ。
隣に、背の高い木があり、かわいいお花をたくさんつけている。ベニバナトチノキ、なるほどと思いながら、撮りだす。
こちらは、すぐに写真モード。お花に魅力があり、いくら撮っても、撮り足らない感じがした。
一息入れる。園内をぶらっと散策。真っ赤なツツジ、ツルニチニチソウなどを撮るが、モノにはならなかった。
帰り際、ふと見ると、日影の地味な低木、カクレミノの葉っぱが、三枚ほどきれいに紅葉している。なるほど、葉の形が、ミノカサに似ている。名前を、一回で覚えた。
艶々で、きれいな模様の、大きな葉っぱ、どこか場違いな感じで、とても面白い。何枚か撮って、車に戻った。
2012/05/06(日)曇り時々晴れ、午後に、激しい雷雨。入間川写真散策。十時半から、十一時半。および、自宅撮影。
智光山植物園の、ハンカチの木が気になっている。
朝から、照ったり翳ったりの、不安定な空模様だが、散歩がてら、様子を見に行くことにする。
先日は、曇りということもあったが、完全に撮り損ねた。どうやって撮ろうか、運転しながら考える。
ハンカチの木、白い葉っぱのようなものが、二枚、実を包み込むような感じで垂れ下がっている。
別名、幽霊の木、ふと、思い出し、一人納得した。めずらしい樹木とはいえ、なぜか、撮りたいという気にはなれなかった。
駐車場に車を止め、園内に入る。ハンカチの木へは行かないで、薬草園に入る。ジャーマンアイリス、それに、大きな、色とりどりの牡丹が見事だ。
それよりも、撮り損ねている釣鐘水仙、今日は、別の株を見つけて、しゃがみ込んで、多少粘る。
と、雲行きが、怪しくなる。一雨来そうな感じなので、早々に引き上げ。
・・・午後、昼食、昼寝の後、気分を変えて、昨日摘んできた、キツネアザミを自宅撮影。
野に咲く花に手を触れない、という自戒を、一気に反故にしてしまったが、わだかまりは、全然ない。
正当化するのも、億劫な感じで、なんだか、その辺のことが、どうでもよくなってしまった。
2012/5/5(土)晴れ。荒川右岸写真散策。十時半から一時半。
鴻巣市馬室の、ポピー畑の様子を見に行く。
途中、鳥羽井沼のルピナス畑に寄るが、今年も、作付していない。もう、作らないのかもしれない。ちょっと、残念。
左岸の河川敷に入ると、田植え前という感じで、農地に水が張ってある。
橋を渡り、右手に麦ナデシコ畑。まだ、全然咲いていない。
期待していた、鯉幟すら立っていない。今日は、五月五日の子供の日、なんとも、無粋な感じ。
青々としているポピー畑を一回りして、帰路、ふと見ると、用水沿いに、たくさんの人が出ている。みなして、長いロープに、鯉幟を括り付けている。
少し待てば、一列に並んだ鯉たちが、青空に、舞い上がるのだろうが、なんとなく、興ざめしていて、そのまま、走り去る。
河川敷の麦畑を縦断して、太郎右衛門橋際に出る。写真は、ほとんど撮っていない。
府川の農地に出ると、田んぼの一角が、紫色。レンゲ畑のようだ。車をバックで、畦道に入れ、ハサミを持って、外に出る。
丁度、お昼時、周りに人影はない。レンゲ、キツネアザミ、ヒメジオンなどを摘み取る。
とくに、レンゲは、これまで何度撮っても、写真にできなかった。
問題は、背景。自宅なら、この問題はクリアーできる。お土産をもらったような、楽しい気分になった。
2012/5/3(木)曇り。番外・入間川写真散策。自宅撮影。
何日か前に、近くの川で、菜の花とカラスノエンドウを摘んできた。
花瓶などに入れて、何度か、挑戦したが、ことごとくNG。
カラスノエンドウは、お花が小さくて、そのうえ、閉じてしまっているので、諦めもつく。
しかし、菜の花のほうは、撮れませんでした、では、なんだか、すまされないような気がした。
今日は、気分転換。PC画面を使わないで、色紙を背景にして、撮り進めた。
黄色の、かわいいお花、とはいえ、それだけでは、画面がもたない。花瓶のお花達を総動員して、賑やかにした。
風景としての、菜の花。今は、一輪のお花、一枝、一株の立ち姿に、力点が移った。
眺めるというよりは、凝視。以前のように、存在と向き合うことができるようになった。
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