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 Photo essay<入間川写真紀行>

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2013


2011/05/31(
)曇り、一時晴れ。荒川右岸写真散策。九時から十二時。

五日ぶりに、日差しが出た。だが、予報によれば、午前中だけ。早めに、支度をして、ポピー畑へ向かう。

河川敷に入り、まず、目についたのは、麦畑。だいぶ、色づいている。麦秋、まじか。それから、麦ナデシコ、ほぼ刈り取られていて、少し残っている畑も、紫色が、色あせている。

肝心のポピー畑は、というと、昨夜来の風雨で、かなり横倒しなっている。それに、摘み取り解禁になったせいか、お花が、まばら。

盛りが終わった、お花畑は、どことなく、閑散としている。それでも、西側の、空の様子が、素晴らしい。車を、農道に止めて、撮りだす。久しぶりに、気分が高揚する。

三十分ほど撮って、駐車場へ移動。模擬店などもなく、テントも、ほぼ撤収済み。冷めた気分になるが、ポピー畑を見て回る。

有終の美、としか、言いようのない感じだが、空の様子がいいので、去りがたい。しかし、予報通り、お昼ごろになると、薄い雲がでてきて、日差しがなくなった。

今年の、ポピー畑も、今日が最後になるだろう。とはいえ、アップする写真が、何枚か、撮れたような気がする。気分は、よかった。






2011/05/25(
)晴れ。荒川写真散策。九時半から十二時半。

三日ぶりに晴れた。いそいそと支度をして、早めに出発。十時前に、ポピー畑に入った。

イベントも終わり、静かになった。お花畑を散策する人の数も減って、穏やかな雰囲気だ。

明日からは、曇りマークが並んでいる。今季、最後の撮影になるかもしれない。携帯脚立を手に持って、ポイントを、ゆっくり、撮り歩く。

お昼近くになり、太陽が、ほぼ、真上。トップライトじゃ、きれいに撮れない!わかっていながら、去りがたく、シャッターを、押し続けた。

今年は、おじさんカメラマンの数も多かったが、いわゆる、カメラ女子の姿が目立った。お花に、カメラを近づけて撮っている光景が、おじさんよりは、絵になっていると思った。






2011/05/21(
)晴れ。荒川右岸写真散策。九時半から十二時。

家を出るときには、うす雲がかかっていた。空が白っぽい。

なんだか、気乗りしない感じで、現着。昨日、下見した場所へ、携帯脚立を持っていく。と、すこし、日差しが出てきた。空の色が、青くなってきた。

俄然、写真モード!構図を探しに、満開のポピー畑へ、足をふみいれた。胸まで、隠れる状態で、小一時間、粘りに粘る。

暑さで、ほとんど限界。しかし、明日は、雨の予報。もうひと頑張りだ。

模擬店の後ろでは、イベントが開催されていた。若い歌手の歌声や、演歌が聞こえてくる。人力車なども、走り回っていて、会場付近は、かなり、にぎやかだ。

写真を撮りに来ている人も、大勢いる。とはいえ、場所が広いので、ほとんど気にならない。御成橋を、真正面に見据え、ここでも、小一時間、撮りまくった。

ちなみに、二台のカメラで撮った画像の枚数は、二千五百枚!その中で、使えるものが、果たして、何枚あるのか、選択するのが、楽しみだ。






2011/05/20()晴れ。荒川右岸写真散策。九時半から十二時。

晴れの予想が、朝起きたら、薄い雲がかかっている。

やる気をそがれたが、いちおう、馬室のポピー畑へ行く。

麦ナデシコが、ほぼ満開。ただし、一面、紫色になっているのは、ごく一部で、あとは、間隔をあけて作付しているので、まばらな感じ。

撮りだして、少したち、日差しが出て来た。だが、なかなか構図が決まらず、少し、イライラする。見上げれば、太陽が、ほぼ真上にある。

あ〜、これじゃ〜、だめだ。諦めて、ポピー畑の様子を見にいく。トップライトで、どの程度、撮れるものなのか、試し撮りをする。

帰宅後、画像の選択。麦ナデシコもポピーも、ほぼ全滅。なんだか、疲れた!






2011/05/19(
)晴れ。荒川写真散策。九時間から十二時。

今日も、まっすぐ、滝馬室のポピー畑へ向かう。うっかり、原馬室橋が、午前中、通行禁止なのを忘れてしまい、ぐるっと、迂回されられる。

模擬店うしろの、駐車場に、車を止め、さっそく撮りだす。晴天、雲ひとつない。こうなると、御成橋に向かった、正面構図は、間が取れないので、無理。

なにか、ないのか、と思案しながら、仮設のお立ち台などに上って、あたりを眺める。いい景色だ。

とはいえ、平日だというのに、見物人が、続々と押しかけてくる。にぎわいすぎて、写真を、ゆっくり、撮るような雰囲気でもない。

正面構図がダメなら、また、一工夫するしかないな。ポピーの前に、しゃがみ込んで、カメラのファインダーをのぞきはじめた。






2011/05/18(
)晴れ。荒川右岸写真散策。十時から一時。

まっすぐ、馬室のポピー畑へ行く。

赤いポピーが、少し咲きだしている。とはいえ、一面、真っ赤、というには、ほどとおい。

オレンジポピーのほうは、ほぼ、満開。まぶしいほどだ。

でも、この色合いを撮るのは、至難の業!いままで、撮れたためしがない。ムダとわかっていながら、ついつい、撮ってしまった。

ついでに、赤いポピーも撮る。しかし、こちらは、時間が遅すぎる。完全に、トップライトになっていて、青空との、色バランスが、全然取れない。

明日は、早めに出て、早めに撮る。それにしても、どうすれば、バランスよく、きれいに撮れるのだろうか?一晩、ゆっくり考えてみよう。






2011/05/15(
)晴れ。さわやか。荒川右岸写真散策。

今日も、まっすぐ、原馬室の麦ナデシコ畑へ行く。

え〜!昨日は、ほとんど咲いていなかったのに、今日は、咲いている。

路肩に駐車して、外に出る。用水沿いの鯉幟を背景に入れ、さっそく撮りだす。空の様子がいい、五月晴れだ。






2011/05/14(
)晴れ。日中は、暑い。荒川右岸写真散策。十時から一時。

まっすぐ、原馬室の、麦ナデシコの畑へ行く。

昨晩、ネットで見たら、ポピーのほうは、どういうわけか、まだ、ほとんど咲いていない。天候不順の影響が、またしても、出ている。

麦ナデシコのほうは、と見れば、こちらも、まだ、ポツリ、ポツリ。とはいえ、撮影開始。

今日も、暑い。途中で、水分補給しないと、熱中症に、かかりそうだ。と思いながらも、かなりの時間、粘る。

どういうわけか、散策に来ている人の話し声が、とても、耳障り、イライラする。

暑さ、それに、ポピーが咲いていないので、多少、機嫌が悪くなっている。何日も前から、楽しみしていたのにと、ついつい、愚痴が出る。






2011/05/13()曇り、一時晴れ。入間川写真散策。二時から三時半。

予報では、午後三時過ぎから、晴れマーク。衛星画像を見ると、薄い帯状の雲が、大陸から、列島へかかっている。

今日も、撮影は中止だろう。用事などを済ませ、くつろいでいると、午後の二時過ぎ、ほんとに、日差しが出て来た。

急いで支度をして、安比奈の親水公園へ向かう。お花畑に、ポピーと矢車草が咲いている、との情報を得ている。

北側の駐車場に車を止め、空の様子を見ながら、どれどれ、という感じで、お花畑まで歩く。

なるほど、きれいに咲きそろっている。とはいえ、これまで、何十回となく失敗を重ねている場所だ。

問題は、お花畑の向こうの、アーチ形の水管橋。誰が撮っても、この橋が背景に入るだが、コンクリ橋脚の、垂直が取れないと、写真にならない。

以前、川越市の広報で、表紙を飾った写真は、そこを、うまくぼかしているので、さすが、と感心した覚えがある。

アーチ型の橋梁部分は、外せないので、ためしに、お花で、橋脚をカモフラージュしてみよう。

お花で、水管橋を両側からはさみ、低い位置取りで、夢中になって撮っていると、初夏を超えての、真夏の暑さ!すぐに、顔がほてり、頭がくらくらしてきた。

明日は、晴れの予報。何日も前から、馬室の麦ナデシコとポピー畑を撮りに行くのを、楽しみにしている。

ここで無理して、おかしくなったら、身もふたもない。時間も、三時半を回っていた。撮り足らない気分ではあったが、今日のところは、引き上げよう。






2011/05/09(
)晴れ、のち曇り。荒川右岸写真散策。十時から一時半。

254バイパス経由で、鳥羽井沼のルピナス畑を見に行く。

途中、寄り道。沼の少し手前、広い農道沿いに、トラクターが、野ざらしになっている。通るたびに、目が合ってしまい、気になっていた。

車を止め、あいさつ代わりに、写真を撮らせてもらう。退役したばかりとみえ、さほど、傷んでいない。機械でありながら、人間的な表情をしていて、とても、親しみやすい感じがした。

移動。ルピナス畑の前に、真新しい看板、今年は生育不足のため断念いたします、とあった。あ〜あ、やっぱり、ダメか!

ため息をつきながら、土手を上り下りして、河川敷に入る。一面の麦畑、もう、青い穂が、揺れている。

今、撮らないと、時機を逸する。なんだか、急に、気が急いてきた。対岸の煙突を、背景ポイントにして、車から乗り降りを繰り返しながら、撮影し始める。

最後は、霞堤の上に上がり、風に揺れる麦畑を、執拗なまでに撮る。しかし、どうしても、気に入らないので、斜面の縁石の囲いを、手前に入れてみた。

かなり、変則的な構図になったが、この瞬間、この目で見ている、麦畑の美しい様子を、写真に撮りたかった。






2011/05/08(
)晴れ。初夏の陽気。荒川右岸写真散策。十時から一時半。

254バイパスを経由して、そのまま、まっすぐ、左岸川原、原馬室へ行く。

あれ〜、用水沿いに、鯉幟が並んでいる。数は少ないが、折からの、南風に、気持ちよく靡いている。

とはいえ、子供の日も終わっているし、なんだか、拍子抜け。撮るには撮ったが、いまいち、気合が入らない。

それよりも、周りの、麦ナデシコの畑、穂が、だいぶ大きくなっている。あと一週間もすれば、一面、紫色になる。楽しみだ。

見上げると、グライダーのようなものが、上空を、幾度となく旋回している。彼方の麦畑では、リモコン操作の小さなヘリコプターが、消毒作業をしている。

面白そうなので、ぶらぶら、見に行く。軽トラが数台、消毒液を入れた黄色のタンクを荷台に乗せている。周りで、作業服の男たちが、右往左往している。

仕事中なわけで、近づくのも、気が引けるので、遠目から、様子を、ぼちぼち、撮りながら、眺めていた。

どこかで、チャイムの音がする。時間を見ると、昼を過ぎていた。明日は、天気がよくない。もうひと頑張りだ。移動して、ポピー畑の様子を見に行った。

背の低い、オレンジ色のポピー畑が、八分咲きくらいで、大部分は、青い茎のまま。でも、あと一週間すれば、こちらも、いっせいに、咲きだすだろう。

広大な河川敷が、色とりどりのポピーで、埋め尽くされる。来週からが、楽しみだ。





2011/05/04(
)曇り、一時晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

何となく、すっきりしない空模様。黄砂が来ているようで、空に、色がほとんどない。

どこへ行くか、腹の決まらないまま、出発。雁見橋を渡ったあたりで、遠出はあきらめ、大袋新田の、安比奈線を見に行くことにする。

回り込んで、上寺山の、土手下の農地。田植えの、準備だろうか、トラクターなどが、動き回っている。

みると、広い農道沿いの農地が、赤く染まっている。車から下りて、見に行く。形は、アカツメグサに似ているが、ちょっと違う。

後で調べたところ、ストロベリーキャンドル、という園芸種で、なるほど、形が、そのもの、ズバリだ。

ちょっとだけ、中へ入り込み、だだっと、連写して、すぐに引き上げる。所有者のある、耕作地なので、何となく、人の目が気になる。

移動。大袋新田、南大塚へ抜ける裏道に出る。いつものように、餅菓子屋の、斜め前あたりに車を止め、外に出る。

いつは、回り込んで、農地の中の線路を撮りに行くのだが、反対側の、民家に挟まれた線路の中に、いろいろな花が咲いている。

入ってはまずいだろう、と遠慮して、これまで、立ち入ったことがないのだが、こういう状況なら、かまわないだろう。線路内立ち入り禁止、の看板の横から、するりと中へ入る。

おどろいたことに、鉄路の間にも、その脇にも、要するに、敷地内が、お花畑になっている。ボタン、菖蒲、菜の花、矢車草、大根の花、などなど、季節の花々が、咲き乱れている。

小道があり、どうやら、散歩道にもなっているらしい。写真を撮っている間に、何人もの人とすれ違う。あきらかに、廃線マニアと思しき若者たちも、通り過ぎていく。

休線とはいえ、西武鉄道の管理下にある土地が、付近の住民の、お花畑になり、また、それを楽しむ、散歩道にもなっている。

アナーキーな美しさに、なんだか、気持ちが、やわらかくなった。

気分がいいので、帰り際に、餅菓子屋によって、お稲荷さんと、柏餅を買った。店の人と、軽く言葉を交わすほど、上機嫌だった。





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