此岸からの風景
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 Photo essay<入間川写真紀行>

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2013


2011/03/31(
)晴れ、暖かい。入間川写真散策。十時から十二時。

雁見橋を渡り、新道経由で、右岸、釘無橋際まで、一気に走る。

行き止まりの土手に車を止め、あたりを散策。

土手道の際にある、九頭龍大権現の石仏、横に、文政三、庚辰、と読める。

あとで、ネットで調べたところ、文政三年とは、1820年、九頭龍とは、水辺の神様で、入間川の洪水を鎮めるために建立されたようだ。

粘って、撮っていると、下の河川敷耕作地で、農作業を終えたオジサンが、上がってきた。石仏のこと、先日の地震のこと、少し立ち話をした。

あとは、橋際の、なじみの、蔦の絡み付いた樹木、耕作地の風景などを撮る。さらに、橋の下をくぐり、水門のあたりから、土手に上がり、斜面の菜の花などを、ゆっくり、楽しみながら撮る。

土手に座り込んで、長い時間、撮っていたので、お尻が、すこしぬれて、冷たい。ふと、尻当てのことを思い出した。

帰りの車の中で、考えた。尻当ては、お遍路用品だったのか、それとも、アウトドア用品だったのか、ま、どちらにしても、買っておいて、無駄にはなるまい。

写真、完全に、本気モード。また、人生が、動きだしている。






2011/03/29(
)晴れ。暖かい。入間川写真散策。十時か十二時。

天気がいい、しかも、数日前に比べ、かなり暖かい。行先も決めず、車に乗った。途中、窓を開け、外気を思いっきり吸った。

新道経由で、府川の農地へ入った。ところどころに、背の低い、菜の花が見える。車を広い農道に止め、外に出た。

その時、上のほうで、雲雀のさえずり!見上げると、優しい春の青空、まぶしかった。姿を見ることはできなかったが、今年初めての、おしゃべりだった。

向き直った。まだ、草の生えていない畦道を、ゆるゆる歩き、小さな菜の花畑に近づいた。

至近距離で、しゃがみ込み、カメラを構えた。ファインダーをのぞき、構図を探る。すると、頭の中で、ウ〜ンという機械音が聞こえる。

カメラから、顔を外し、あたりを見回す。ミツバチだ!それも、二匹や三匹ではない。かなりの数が、菜の花の周りを、ものすごいスピードで、飛び回っている。

大きな、ため息をついた。あ〜、やっと春になった。そして、こんどは、大きく息を吸った。菜の花の匂いがした。






2011/03/27(
)晴れ。寒い。入間川写真散策。十時から十二時。

雁見橋を渡り、新道経由で、釘無橋方面へ向かう。これといった目当てもないが、天気がいいので、ちょっと、ドライブをしたくなった。

254号のバイパスを突っ切り、府川の農地へ出る。用水沿いに、大きな柳の木があり、新芽が出て、折からの北風に、揺れている。

広い農道に車を止め、外に出る。ま、昨日ほどの寒さではない。いつものように、撮りながら、じわじわ近寄り、周囲を、ぐるりと回りながら、位置取りを探す。

かなり、粘ったが、撮れた気がしない。移動。気分を変え、さらに、直進。菅間の農地へ出る。ふと思い出した。伊佐沼代用水路にかかる、いくつもの、小さなコンクリの橋だ。行ってみようか。

迂回して、車を用水際に止め、外に出る。あたりを見回して、またまた、思い出した。このへんに、古い堰があったはずだ。

先日、田谷堰をネットで調べているときに、ふと見つけた画像で、場所は、たしか、菅間の用水路だ!

伸び上って、さらに、目を凝らす。五十メートルほど下流に、それらしき物体を、発見!

いそいそと近づき、周囲のロケーションを、目で確かめる。最善の位置取りは、ドブ川のような、用水路の中へ下りるしかない。

フェンスをかいくぐり、枯草に覆われた、急な斜面を、ずるずると下り、ヘドロのたまった川底に近づいた。

片方の足を、ずぶずぶっとくる、水際ぎりぎりに置き、ゆっくりと、しゃがみ込んだ。おそらく、この位置取りは、これが最初で最後だろう。

カメラを構えた。際限もなく、シャッターを押し続けた。撮れても、撮れなくても、もう、どうでもよかった。






2011/03/26()晴れ。入間川写真散策。十時から十一時半。

どこへ行くか、腹が決まらないうちに、車に乗る。鯨井新田、新清掃センター前の広い道路。農地の一角に、菜の花が咲いている。

回り込んで、農道に車を止め、外に出る。ありゃ〜、ものすごく、冷たい北風。ちょっと、めげるが、農地のヘリに、座り込んだりして、小一時間、撮る。

あ〜、寒い、手がかじかむ。一息入れに、車へ戻る。四月が近いのに、この寒さ!天候不順、なにかが、ちがう。

まだ、十一時過ぎ、いつもなら、もうひと頑張りするところだが、気分が乗らない。写真撮影は、終了。

帰り際に、行きつけのスーパーへ寄る。少し前に比べ、品物は増えた。牛乳は、お一人様一本だが、たくさんある。

しかし、ヨーグルト、納豆、ペットボトルの水などは、まったくない。魚、肉なども、いつもに比べれば、品薄。

朝、待っていた巡回灯油は来ないし、ガソリンも、少しずつ、減っている。今年は、梅林見物もできず、いつの間にか、庭の梅も散りだした。

春が来ているというのに、気分は、一向に、春めいていない。六十年ほど前、桜の咲くころに生まれたが、今年は、その桜を、撮りに行く気にもなれない。なんとも、心もとない。






2011/03/25(
)晴れのち曇り。雲が多い。入間川写真散策。十時から十二時。

予報では、今日は曇り、計画停電も中止。もう、限界を超えている頭、散髪へ行く心積もりだった。ところが、朝起きたら、日差しが出ている。あっさり、予定変更、写真撮影に出る。

東上線鉄橋付近の煉瓦橋台、見知っているのが、あと二つある。小ヶ谷の農道のガード、それから、左岸側、霞ヶ関第二ポンプ場の横。

二か所とも、かなり粘って撮るが、あ〜あ、すべて全滅!攻め方を考え、再度挑戦するつもり。

それよりも、農道ガードのそばに、自吸水ポンプがあった。ラベルが、ちゃんと貼ってあり、やっと正式な名称がわかった。

もっとも、土地改良された、広大な農地には、ポンプ小屋などはなく、なぜ、この物体だけが、残されているのか、なんとも、不思議な感じ。

そばに、しゃがみ込んで、よく見ると、おなじみの山野草、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ナズナ、ホトケノザなどが、さびたポンプを囲んでいる。

ただし、撮るのは、大変。田んぼの泥がつくのを気にしながら、地面すれすれのファインダーを、斜めに見て、ほとんど、カンで撮る。

首が痛くなり、なんだか、気分が悪くなってきた。粘り切れずに、終了。

こういうこともあるのだから、ちゃんとした機材をそろえなさい。ケチで横着、そんなんじゃ、いい写真なんか、撮れっこない!

天の声が、聞こえたような気がした。






2011/03/23(
)晴れのち曇り。入間川写真散策。十時から十二時。

川越橋を渡り、回り込んで、右岸側の東上線のガードへ行く。レンガ橋台の遺構がある。

車を、土手際の狭い農道に止め、撮りだす。交通量の多い道にあり、しかも、ロケーションが、きわめて、難しい。

車の来ない時に、道路の真ん中に出たりして、かなり粘るが、どうにも、心もとない。小一時間ほどで、集中が切れる。

移動。歩いて、目の前の土手をのぼり、東上線鉄橋や、水位計などを撮る。空の景色がいいので、ちょっと、夢中になる。

かなり強い余震が、頻繁にあり、遠出することが、ためらわれる。いきおい、近場の入間川、東上線鉄橋付近での撮影が多くなる。久しぶりなので、なじみの景色が、とても、新鮮に感じられた。






2011/03/20(
)晴れのち曇り。入間川写真散策。十時から十一時半。

昨日と同じ、的場浄水場の裏に車を止める。川シモの川越線鉄橋を撮りながら、初雁橋を渡る。

右岸川原へ下りて、橋の周辺を散策。

大勢の人の姿が、目に入る。心強い、というか、気持ちが、ほっとした。ボーズになった、なじみのクヌギ林を見上げながら、大きく息をした。

この付近は、以前、暗くて、じめじめしていて、橋の下には、不法投棄されたゴミなどが散乱していた。とはいえ、何十回となく訪れている場所で、いわば、自分の人生の時間が、そこかしこに刻印されている。

水たまりに落ちた、岡目ドングリを撮ったのも、この場所だった。そのネガフィルムも、今は、押し入れの奥で眠っている。時の流れ、不確かで、あやうい生の時間を想う。

顔を上げた。南西方向の空に、雲が広がってきた。写真撮影は中止。今日は、アップできる写真が撮れたのだろうか、帰宅後の選択作業を思い、また元気になる。






2011/03/19(
)晴れ。一転して、暖かい。入間川写真散策。十時から十二時。

的場浄水場の裏に車を止める。歩いて、初雁橋を渡り、右岸川原へ下りる。

水位計測柱、川越線鉄橋、橋脚などを撮る。

散歩、ジョギング、サイクリングと、春の暖かな日差しを浴びながら、大勢の人が、動いている。話し声が、あちこちで聞こえる。

原発の問題も、まだ、予断を許さない。この辺の放射能は、どうなったのか?自分もそうだが、とりあえずは心配ない、ということで、気分転換をはかっているわけだ。

帰りに、スーパーへ寄った。二、三日前に比べると、客が激減している。もっとも、陳列棚は、ガラガラ。電池、牛乳、トレペ、ティシュなども、依然として、手に入らない。近辺のガソリンスタントも、すべて休業。

大震災から八日目。どのくらいで、以前の状態に戻るのか、見当もつかない。しかし、楽観論が、悲観論を凌駕しつつある。でないと、もう、身体がもたない!






2011/03/18()晴れ。寒い。入間川写真散策。十時から十二時。

大震災から、一週間たった。被災者の方々の救援、原発、停電、買い占めなど、事態は、さらに緊迫している。

昨日などは、二度の計画停電で、物理的にも、写真どころではない。とはいえ、震災のダメージが、少し和らぎ、やっと、モノを考えられるようになった。

テレビの前で、無力感に、打ちひしがれている場合じゃない!少し、元気が出て来たので、停電の合間をぬって、久しぶりに、入間川へ出た。

なにかあると困るので、歩いても戻れる、一番近い場所、左岸側の川越橋へ行った。

川原の駐車場に車を止め、付近を、ゆっくり散策。

土手にも、川原にも、橋にも、ずいぶんと人の姿が目立つ。散歩をしたり、キャッチボールをやったり、自転車で、買い物へ向かったりで、なにやら、いつもの川原風景とは、ちがう。

さらに、浅間堰の、静かな水面には、二基の鉄塔が浮かびあがり、護岸では、カモたちが、柔らかな日差しを浴びながら、昼寝をしている。

一週間ぶりの、写真撮影だが、躊躇なく、シャッターを押し続けた。気持ちが安らぎ、心が、少し軽くなった。






2011/03/11(
)晴れ。入間川写真散策。十時半から十二時半。

254号バイパスから、伊佐沼へ向かう途中、左側の農地に、シブいポンプ小屋がある。地番は、なぜか、城下町。

農道に車を止め、粘って撮る。ペンキの剥げた、錆がきているポンプ小屋。見ている分には風情がある。とはいえ、モニターすると、ただただ、こ汚い。

もうこれ以上、無理だろう、というところまで撮って、移動。農地の、向こうのほうに、まだまだ、ポンプ小屋がたくさんある。

県道に出て、JAいるま野あたりに、車を止め、付近を散策。大きな記念碑があり、そばに赤間川が流れている。どぶ川に近い感じで、魅力がない。

車を、農地のほうへ向け、農道沿いに走る。遠目に、見覚えのあるモノが見える。コンクリの、小さな三連のアーチ。

あ〜〜、この前ネットで見た、赤間川の伊佐沼堰だ!迂回して、すぐそばに車を止め、お決まりの戦法!撮りながら、にじり寄っていった。



帰宅後、写真の選択、と、地震!おおきい!本箱から、大切な絵皿が落下!長くて、揺れが強い。

生まれて初めて、地震に恐怖を感じる。血圧が上がって、ちょっと、おかしい。地に足がついていない感じ。

その後も、断続的に、強い揺れが来る。夜中になっても、まだ、時々揺れる。東北地方・太平洋沖大地震!マグニチュード8.8、観測史上最大の地震!

福島、宮城、岩手の太平洋沿岸の町が、大津波で、壊滅状態!夜遅くまで、テレビの地震情報をみる。恐怖心がよみがえる!






2011/03/10(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

八瀬大橋を渡り、左折、池辺公園の駐車場に車を止め、外に出る。

ダンプ道の向こうに、山並みが見える。うっすら、雪景色、それに、ぬけるような青空。

さっそく撮りだす。と、ダンプがひっきりなしに来る。工事でもやっているのだろうか、頓着せずに、撮り続ける。

ほこりっぽいダンプ道、途中にいつも、水たまりがある。電信柱が、両脇に並んでいて、彼方には、山並み。好きな景色で、よく撮っているのだが、これといった写真が、まだない。

結局、電信柱とダンプ道とのバランスがよくないわけで、今日は、そこに注意して、かなり粘った。おりしも、大きな浮雲が、画面のド真ん中に、流れてくる。

帰宅後の選択で、その雲が、面白い形になっていることに気づいた。まるで、野獣の頭だ!写真が、ちょっと、締まったように感じた。







2011/03/09(
)晴れ。暖かい。入間川写真散策。十時から十二時。

左岸、八瀬大橋際から、川原へ入る。土手下の、的場の農地へ行き、ダルマポンプなどを撮る。

少し先に、保育園があるのか、若い保母さんに連れられ、園児たちのお散歩。にぎやかな声が、徐々に近づいてくる。

お〜、と手を挙げて、挨拶すると、みんな、目を真ん丸にして、こちらを見ていく。

そのなかの、かわいいボーズが、カメラを目ざとく発見して「ちゅずゅめ、とってるの」と聞いてくる。とても、かわいい!

子供たちが去った後、畦道を歩いて、さびたポンプを撮りに行く。昔から、あるのだが、いまだ、写真にできない。

周りながら、撮っていると、一瞬、愛想のない機能的なポンプが、白鳥に見えた。

おお〜〜!すっかり感動してしまい、完全に、写真モード。

お得意の接近戦に持ち込んで、シャッターパンチを、雨あられ!しかし、ちょっと、アツくなりすぎて、空振りが多い。だから、判定は、微妙。






2011/03/08(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

先日、初雁橋を渡った時、ふと、東上線鉄橋が目に入り、橋梁のさび具合がいいな、と思った。

左岸、初雁橋際、川越線のガード付近から、土手に上がり、川原へ下りた。

いや〜、雨上りの、すっきりした、いい天気だ。見ると、川原道に大きな水たまり、そこに、鉄橋が映っている。

とっさに、昔、フィルムカメラで撮った写真を思い出した。砂利道の水たまりに、鉄橋が、さかさまに映っている。

あれから、何年たっているのだろうか、同じモノに、同じように魅かれている。

しかし、今なら撮れる!根拠のない自信を、気合に変えて、小一時間、撮りまくった。






2011/03/06(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

荒川、川越線鉄橋を撮りに行くつもりで、家を出る。

川越市内の裏道、新河岸川に沿って走る。いつものことながら、田谷堰が目に入る。何回も撮ってはいるが、ことごとく敗退している。

寄り道。カメラも新しいのを買ったし、ひょっとしたら、撮れるかもしれない。ぐるっと迂回して、右岸側の道に入り、行き止まりまで行く。

道に車を止め、撮影開始。堰を中心に、その周りを、ほぼ360度、写真を撮りながら見て回る。

しかしながら、ロケーションが、非常に厳しい。撮りあぐね、最後は、お決まりの正面構図で勝負!かなり、粘る。

帰宅後、田谷堰について、ネットで調べる。昭和13年の建造物で、農業取水のために作られたようだ。

ついでに、画像検索もする。桜の時期に、正面から撮った写真、拡大してみる。しかし、堰や橋の存在感が希薄で、自分好みの写真ではない。

それならば、ということで、多少、ずうずうしい気持ちになり、アップすることにした。






2011/03/05(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

伊佐沼経由で、まっすぐ、右岸、上江橋まで走る。

旧上江橋の土手を歩く。といっても、道はなく、腰ほどの枯草を、かき分けながら進む。

五十メートルほど歩くと、土手が、ちょん切れている。眼下に、冬枯れた川原、入間川には、プレジャーボートが浮かんでいる。眺めがいい。

何枚か撮り、引き上げ。振り返ると、富士山が、微妙な感じで見える。撮れないで、もともと!半逆光気味にもかかわらず、かなり撮る。しかし、案の定、全滅。

移動、右岸土手を少し走り、川原へ下りる。ゴルフ場の駐車場になっていて、ゴルファーを、対岸へ輸送する、小舟の発着所にもなっている。

水際にまで行き、入間川と荒川の合流点を撮る。水量が、おどろくほど多い。おりしも、小舟が、こちらへ向かってくる。何枚か、撮る。

入間川も、ここで終わり。この先は、テリトリー外。もっとも、明日、少し先の、荒川・川越線鉄橋を撮る。いまだに、気に入った写真が、撮れないでいるのだ。






2011/03/03(
)晴れ。一転して、真冬の寒さ。入間川写真散策。十時から十二時。

撮影場所を決めきれずに、雁見橋を渡り、新道に入る。そのまま、まっすぐ、釘無橋方向へ走る。

菅間の農地に差しかかり、ふと、空を見上げると、なんだか、雲の様子が、すごくいい。

急遽、農道に車を止め、外に出る。ところが、三月に入ったというのに、風が冷たくて、寒い。手がかじかむ!

携帯カイロを取りだし、ダウンパーカなども着て、厳寒装備。電信柱や菜園の納屋などをポイントにして、ダイナミックな空の景色を、小一時間、集中力が切れるまで、撮り続ける。






2011/3/2(
)晴れのち曇り。不安定な天気。入間川写真散策。十時半から十二時。

雁見橋を渡り、新道へ入る。少し走り、信号を左折。農地の脇に車を止め、前から気になっていた、ポンプ小屋などを撮る。

新道は、入間川に沿って、寺山地区の農地を縦断している。景色が変わり、今まで気づかなかった、ポンプ小屋などが目につくようになった。

ポンプ小屋、周りを囲ったトタンの色合いなどに、魅かれている。はげたペンキやサビなどで、独特の味を出している。

とはいえ、そうしたモノの質感描写は、素人には至難の業で、高名な写真家が、素晴らしい写真を残している。

ポンプ小屋を撮るなら、風景の中に取り込むしかない。地元の人間にしか、見えてこない光景があるはずだ。





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