此岸からの風景
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 Photo essay<入間川写真紀行>

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2013


2011/02/27()晴れ。暖かい。入間川写真散策。十時から十二時。

今日も、昨日と同じ。芳野台工業団地を抜け、入間大橋まで走る。右岸、橋際に車を止め、川原へ下りる。

土手の斜面にある、水位計測計を撮る。うまく撮れないので、かなり窮する。枠を利用して、対岸の景色などをおさめる。

水際に近づき、きのう撮り損ねた、廃車なども撮る。こちらも、難しい。

ほとんど、埋もれかかった赤い軽自動車、シンパシーはあるが、いかんせん、モノとしての魅力がない。となれば、風景の一員として、写真に参加してもらうしかない。

とはいえ、肝心の、風景が見えない。なかば、あきらめ気味で、記念写真を何枚か撮った。

帰宅後、写真の選択。いつものように、ほぼ全滅状態!しかし、一息入れた瞬間に、ふうっと、件の写真が脳裏をかすめた。やや粗いが、アップすることにした。






2011/02/26(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十一時。

芳野台工業団地経由で、入間大橋まで走る。橋際に車を止め、土手から、対岸の河川改修工事を、望遠で撮る。

そのあと、川原へ下り、水際の水位計測柱などを見て回る。

入間大橋〜開平橋が、明るい緑色に塗りかえられ、橋の下も、きれいになった。

ほとんど、人は来ない。
写真撮影に集中した。何枚かは、気に入った写真が撮れたような気がした。

帰り際、橋の上を見上げながら想った。孤独である。しかし、寂しくはない。憂愁である。しかし、不安ではない。






2011/2/23(
)晴れ。暖かい。越辺川写真散策。十時から十二時。

川越墓園の横を抜け、紺屋、小沼の農地を縦断。途中、寄り道。用水に架かる給水管や、安永の石仏などを撮る。

土手に上がり、一息入れる。ピカピカの車止め、緑の縞々が目に入る。枠の中をのぞくと、もう一つの、ちいちゃな風景が見える。

長く続く砂利道、そして、大好きな外秩父の山並み。しゃがみこんで、何枚か撮る。

移動、土手を下りて、右岸川原へ入る。木橋の八幡橋、橋際に車を止め、あたりを散策。

釣り人が多い。ゆっくり橋を渡りながら、上流の景色などを眺める。清掃センターの白い煙突、その下の川面に、旅立ち前の白鳥が見える。のんびりした雰囲気、気分がいい。






2011/02/22(
)晴れ。暖かい。入間川写真散策。十時から十二時。

初雁橋を渡り、右折、水上公園前の広い道路に出る。農地への入口に、車を止め、だるまポンプなどを見て回る。

写真を始めたころ、だるまポンプをよく撮った。形が、面白いし、子供の頃に、家で使っていたという親近感がある。

ま、いわば、ノスタルジー、郷愁だ!






2011/02/18(
)晴れ。入間川写真散策。十時半から十二時。

久しぶりの写真撮影。

八瀬大橋を渡る。池辺の集落を抜け、関越道の側道に出る。路肩に車を止め、冬枯れた農地へ入る。

西側の山並みが冠雪している。数日前に降った雪だろう。しかし、撮るには、遠すぎるし、明かりの具合もよくない。

風は強いが、いい天気。しかし、お目当てのポンプ小屋は、どれもこれも、ただの掘っ立て小屋にしか見えない。まだ、旅ボケしているようだ。

空を見上げる。強風にあおられ、大きな浮雲が、次々にあらわれる。好きな景色のはずなのに、これまた、気合が入らない。

日本の空も、まんざらじゃない。頭の中で、ハワイの空と比べている。

帰り際、ふと目についた、畔の給水管。きれいに?さびている。

そばに、大きな梅の木があり、その根元あたりから、大きな鳥、雌のキジが、飛び出してきた。

ねぐらだったようで、驚かしてしまった、などと思いながら、至近距離で何枚も撮る。少しの間、集中した。






2011/02/05(
)晴れ。風もなく、暖かい。入間川写真散策。十時半から十二時。

左岸、川越橋際に、立派なお寺がある。その西側に、河越氏居館跡・公園がある。いまだ、整備中で、遺跡の発掘調査などをしている。

案内板によれば、河越氏は、平安末期から南北朝中期までの約200年間、武蔵野国で勢力をほこった、在地領主で、その後、鎌倉幕府に反旗を翻し、途絶えた、とある。

野っぱらが、急に、歴史的な場所へと変貌した。前から、ちょっと気になっていたので、立ち寄ってみた。

とはいえ、当時をしのぶような遺構などは、何一つない。いくら、眺めまわしても、歴史的な気分になれない。

記念写真を何枚か撮り、すぐに移動。

川越橋を渡り、上寺山の農地へ入る。農道に車を止め、外に出る。あたたかい、二月の上旬とは思えない。

ウインドブレーカーを脱ぎ、なじみの鉄塔やポンプ小屋などを、ゆったりとした気分で、撮る。

空の色合いを、じっくり観察した。これは、もう、完全に、春の空だ!






2011/02/04(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時、

伊佐沼経由で、まっすぐ、上江橋へ行く。

右岸橋際から、川原へ下り、枯れのっぱらに車を止め、外に出る。

河川敷にある教習所を、しつこく撮る。

カネを工面して、教習所に通ったのは、19歳の冬だった。教官に、何回か、怒鳴られ、侮辱されながら、やっとこさ、免許を取った。今となっては、懐かしい思い出だ。

小一時間で、集中が切れ、撮影を終える。広い土手道を、ぷらぷら戻る。暖かくて、気持ちがいい。と、自分の車が見えた。

オヤジ車が、しらっ茶けた川原に、ぽつねんとしている。なぜか、愉快になった。きょう、はじめて、気持ちが動いた。






2011/02/03(
)晴れ。どことなく、春めいた青空。入間川写真散策。十時から十二時。

伊佐沼の横を抜け、上江橋を渡る。

いったん、指扇方向へ回り込み、また、戻るようにして、橋際から、荒川左岸の川原へ入る。

がたがたの土手道、はじめての場所。と、すぐに行き止まり。車からおりて、ちょっと、驚いた。

西側が、どおっと開けている。眼下の、冬枯れた川原には、お目当ての橋脚遺構が、ぽつんと、見える。

状況が、一変している。前に来た時には、産廃の山などがあり、荒れた感じだった。

水門工事が終わったのだろうか、周りが整備され、きれいになった。

まずは、土手の上から、十二分に撮り、そのあと、徐々に、近づいて行った。

旧上江橋の橋脚遺構、何としても、写真にする!






2011/02/01(
)晴れ。寒さが和らぐ。越辺川写真散策。十時から十二時。

川島のハクチョウを見に行く。

川越墓園の横を抜け、農道を縦断。県道を右折し、道場橋を渡る。

左岸土手も、車両通行禁止。245号の旧道に出て、迂回。工場に沿った土手下道を行くと、白鳥見物の特設駐車場に出る。

装備を整え、川原へ下りる。今回は、左岸側から、対岸の煙突を入れて、小一時間、粘る。

さほど、寒くない。白鳥たちも、くつろいでいる感じ。ただし、少し気になることがある。

駐車場のフェンスに看板、鳥インフルエンザや生態系への影響を考え、平成20年から、餌やりなどはしていない、との文言。さらに、餌をあげないでください、とも書いてある。

う〜ん、餌やりをしないで、100羽以上のハクチョウが、どうやって生きていくのか、釈然としないまま、引き上げる。





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