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Photo essay <入間川写真紀行>

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2013


2011/10/29(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

久しぶりに、芳野台の工業団地、出丸橋付近の、旧水位監視塔を見に行く。

右岸、土手の上に車を止め、拡幅された、広い土手を、歩いて下る。

斜面に、アキノノゲシなどが咲いている。何度挑戦しても、写真にできないのだが、懲りずに、また、カメラを向ける。

撮れた気がしないまま、移動。ビデオ監視塔へ向かう小道に入る。

カナムグラが、一面、繁茂している。よく見ると、その間に、小さな、赤い実が、たくさんなっている。

背景に、泡立ち草があったので、これはと思い、少し粘る。

クコの実かと思ったのだが、帰宅後の検索で、野茨の実と判明。なるほど、白いお花をつける、棘のある、低木だ。

あとは、お馴染みの旧監視塔、普通に撮っても、ダメなことは、学習済みで、今回は、両脇に、ヨシやススキなどを入れて、脇を締めてみた。

正方形フォーマットで、初めて撮る、昭和の遺構。ふと、記念切手シリーズにして、遊んでみようかと思った。






2011/10/28()晴れ。入間川写真散策。十時から十二時半。

的場浄水場の横に車を止め、歩いて、初雁橋を渡る。

右岸の川原へ下りて、東上線鉄橋まで、ぶらぶら歩きながら、撮る。

気になっていたのは、クコの赤い実、紫の小さなお花が、たくさん咲いていて、実はこれからという感じ。

それよりも、セイタカアワダチソウが三本、川のほうへ、しなだれている。水鏡の水面を背景にして、かなり粘る。

大好きだった風景、鉄橋が川面に映り、静けさが、あたりを支配している。美しい、と思いながら、今日も、幾十枚となく撮った。

ところが、帰宅後の選択では、なんとなく、物足らない。風景が、よそよそしい。ぐっと、迫ってこない。まいったな〜、写真論が、進化したのか、退化したのか、にわかに、判断しかねた。






2011/10/27(
)晴れ。小畔川写真散策。十時から十二時。

右岸、鯨井新田の、レジャー農園へ行く。

昨年は、近くの休耕田に、黄金タヌキマメの群生があった。今年は、影も形もない。セイタカアワダチソウだけが、繁茂していた。

農園内に、人の姿はない。すぐに、タヌキマメを発見。とはいえ、背の小さいのが、二、三本、なかなか絵にならないので、少し、イライラする。

ゆっくり、散策しながら、枯れかかった、ヒョウタンやナス、ムカゴやアカマンマなどにも、カメラを向けた。

そのうち、集中力が切れる。時間を見ると、十二時を回っている。なんだか、やけに、疲れた。風邪がまだ、完全にぬけていないのかもしれない。






2011/10/26(
)曇りのち晴れ。入間川写真散策。十時から十二時半。

ほぼ、一週間ぶりに晴れた。

安比奈新道経由で、左岸、広瀬橋の橋の下まで、まっすぐ走る。

川原道の、少し、広くなったところに車を止め、あたりを散策。

土手下の、小さな河川敷耕作地、ピンクのダリアが咲いている。かなり粘って撮るが、どう頑張っても、背景がよくならない。

限界。川原道を、田嶋屋堰のお花畑へ向かって、ぶらぶら、歩き出す。途中、畑から逃げ出した、コスモスやソバの花が、アレチウリなどの山野草と、野合している。

明るい、アナーキーな感じにひかれ、ここでも、道草。

あとは、河川敷のお花畑、セージの仲間が、まだまだ元気。とくに、メキシカンセージは、今が盛り。長い、紫の穂花が、少し冷たくなった秋風に、ゆらゆら、揺れている。

とはいえ、撮るのは、至難の業。どうしても、お花の表情がつかめず、途中で、あきらめる。

帰路、車の中で、ふと、思った。お花畑と川原の境界が、面白い。園芸種と山野草が、混交している、のびやかな光景が、妙に、頭の中に残った。






2011/10/18(
)晴れ時々曇り。入間川写真散策。十時から十二時。

安比奈親水公園へ行く。

北西側の、小さな小川に、ミゾソバが、繁茂している。先日も、少し撮ったが、ほぼ、全滅。気合を入れ直し、今日は、狭い水際に下り、丹念に見る。

とはいえ、じつに、難しい。お花が小さいうえに、順光だと、シロトビしてしまう。かといって、露出を抑えれば、背景が暗くなる。

小一時間粘るが、撮れた気がしない。集中力も切れたので、場所移動。

久しぶりに、南側の端、生コン工場の前まで行く。車を、ドックラン用の駐車場に止め、護岸まで、ぶらぶら歩く。コセンダングサ、アキノノゲシ、セイタカアワダチソウ、おなじみの、秋の山野草が、目につく。

戻り際に、芝生広場のお花畑に寄る。オレンジの、マリーゴールドに挑戦するも、明かりの具合が悪いのか、ヘンな色になってしまった。

春先に、カルフォルニアポピーの、オレンジ色が、どうしても撮れなかったわけで、今回も、無理だろう。粘り切れず、お昼過ぎに、引き上げる。






2011/10/12(
)晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。

久しぶりに、安比奈の親水公園へ行く。

ありゃ〜、お花畑に、コスモスが、満開!

おりしも、幼稚園児の遠足。なおいっそう、にぎやかだ。

背景に、アーチ形の水管橋を入れ、かなり粘る。

十二時すこし前、かわいいコスモスたちが、お昼ごはんになり、隣の芝生広場へ移動。静かになった、お花畑で、マリーゴールドに挑戦。

黄色の八重と、ポンポン咲きが目につく。とはいえ、これが、なかなか難しい。何十枚となく撮るが、最後まで、撮れた感じがしなかった。






2011/10/10(
)晴れ。日中は、少し汗ばむ。入間川写真散策。十時から十二時。

安比奈新道経由、根岸線で、左岸、広瀬橋まで、まっすぐ走る。

連休のせいか、釣り人などの車が目立つ。橋の下に、駐車して、外に出る。田島堰のお花畑へ行くつもりだったが、付近の川原に、山野草などが繁茂している。

まずは、コスモスをぼかし背景にして、コセンダングサを撮る。なぜか、ソバの花が、あちこちに、群生しているので、これも、かなり、粘って撮る。

あとは、アレチノナスの小さなお花、チカラシバ、奥まったところに、一輪、ムクゲなどにもカメラを向ける。

二、三週間のうちに、川原の植生が、ガラッと変わってしまった。完全に、秋モード。土手道を散歩する人影も、途絶えることがなかった。






2011/10/08(
)晴れのち曇り。小畔川写真散策。十時から十二時。

左岸、高橋際の、桜並木の下に車を止める。

目の前の、レジャー農園。背の高くなった、シロタエヒマワリが、秋空に揺れている。

そばを通るたびに、気になっていたので、迷わず、カメラを向ける。少し粘る。

移動。歩いて、橋を渡り、右岸の、土手沿いの花壇へ行く。

いろいろ咲いている。紅と白の、オシロイバナ、フェンスに絡みついている、マルバルコウソウ。あとは、奥のほうにひっそり咲いている、背の低い、フヨウ。

それから、ムラサキシキブ、紫の粒々が、秋の日差しを受けて、輝いている。宝石のようだ。

とはいえ、残念ながら、写真は、撮り損ねた。敗因は、画面構成、それに、超望遠のため、深度が浅くて、枝の粒々が、暈けてしまった。

次回、どうやって、撮ろうか、そのことが、寝るまで、頭から離れなかった。






2011/10/06(
)曇りのち晴れ。番外、入間川写真散策。十一時から十二時半。

朝のうちは、曇り。昼前に日差しが出て来たので、急遽、写真撮影。鶴ヶ島運動公園へ行く。

駐車場に車を止め、外に出る。入口あたりの歩道、街路樹に、赤い実がたくさんついている。

真っ青な秋空に、よく映え、かわいい。後で調べたら、ハナミズキの実だった。

道路を渡り、ぶらぶら歩きだす。ふと見ると、街路樹の上のほうに、白いお花が咲いている。

これは、たしか、ピンクの枝垂桜だったはずだ。隣の木を見る。やはり、少し、咲いている。

なんだか、不思議な感じがして、カメラを向けたが、写真にはならなかった。






2011/10/04(
)晴れ。高麗川写真散策。十時から十二時。

今日も、左岸、新戸口橋際の、レジャー農園へ行く。

昨日撮り損ねた、青い朝顔や、アカマンマを撮る。ほかに、マルバルコウソウなども、咲き乱れていて、まだまだ、楽しめそうだ。

帰り際に、ムギワラギクなども撮る。ヘタに、動くよりも、このレジャー農園で、粘ったほうが、いいかもしれない。

入間川写真紀行、文章への思い入れが、希薄になり、写真中心になってきた。

フォト蔵への、写真掲載が、大きな要因だが、健康不安が、無くなったことで、本来の、自分の流儀を取り戻したようだ。

今が、一番、いい時なのかもしれない。






2011/10/03(
)晴れ時々曇り。高麗川写真散策。十時から十二時。

ヤマダ電気の前を通り抜け、まっすぐ、新戸口橋まで走る。

左岸、橋の手前に車を止め、あたりを散策。

農地の一角に、キクイモと彼岸花が咲いている。西側の山並み、鉄塔などを背景にして撮る。

とはいえ、なにかがちがう。これまで、ずうっと、横位置で撮っていた風景を、正方形フォーマットで撮ろうとしている。

感覚に、齟齬が生じている。いや、写真論の問題だ。これまでの俯瞰構図では、もう、飽き足らなくなっている。

存在が、ぐっと、迫ってくる写真!ハードルを、一段高くして、新たな写真論への挑戦。

それには、よりよく、見ることが必要で、精神と感覚を研ぎ澄まして、写真に臨むしかない。





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