坂戸市内をぬけ、万年橋まで走る。橋の下の駐車場に車を止め、付近を歩く。 鶯の鳴き声が響いている。目で探すと、川原の、ちょっとした木立の中にいる。耳を傾ける。澄んだ高音が、頭の中をぬけていく。 帰路、鶴ヶ島・高倉新田の菜の花畑に寄る。おもったとおり、黄色一色。空の様子もいい、かなり粘る。
高麗川・万年橋を渡り、毛呂山方面へ走る。T字路、農協前の信号を突っ切り、宮下橋へ行く。付近を歩く。笠山が視界の右端にある。 移動、右岸を遡上、松貫橋へ行く。橋を歩きながら、川カミの景色を眺める。 県道に出て、左折、少し走ると越辺川橋。川幅は、まだ広く、右岸側は、広々とした農地。奥武蔵の山々が、はっきり見えるようになった。
寄り道。北浅羽の桜堤を見にいく。花は盛りをすぎ、散るのは時間の問題。 移動。越辺川支流・鳩川の探索。今日は、左岸土手を遡上。これといった景色はない。曇ってきたので、早々に引き上げ。
越辺川の支流、鳩川の探索。 鳩山町赤沼地区から、右岸の低い土手を遡上。両側は、狭い農地、小高い山に囲まれている。鳩山中学校の先で県道にぶつかり、行き止まり。 山合の静かな場所。土手にも川にも、ゴミひとつ落ちていない。農地もきれいに耕されていて、清々しい。
嵐山桜堤の様子を見に行く。途中、月田橋付近の農地、ピンク色の桜が咲いている。農道に入り、そばまで行く。なぜか、何本か切られている。 誰かに見られている感じがして、落ち着かない。早々に引き上げ。 移動。桜堤沿いに流す。蕾は、まだ固い。咲くのは四月に入ってからだろう。車は止めず、八幡橋、班溪寺橋を渡り、和田橋まで走る。土手に入り、小休止。 今日は、さらに上流を探索。坪ノ内橋、新玉川橋があり、最後は、玉川橋に出た。まさに、里山という言葉がぴったりの場所。川の水もきれいで、触れてみたいような気がした。
2009.3.21(土)晴れ、あたたかい。越辺川写真散策。九時半から十二時。 高坂橋を渡り、毛塚の信号を左折。右岸の一般道を遡上。今川橋まで、一気に走る。 橋の下に車を止め、水位監視塔を、撮り直し。 移動。流れに沿って、西戸の農地を流す。宮下橋付近で、斜面の菜の花を撮り、松貫橋まで行く。 越辺川は、懐が深い。この先、越生町の北側を流れ、梅林の横を抜けて、黒山三滝まで続いている。いずれも、なじみの深いところだ。
高坂橋を渡り、右岸の一般道を遡上。石今橋付近の土手を流す。 太陽を背にした場合、北側は、なだらかな丘。土手下の農地は狭く、これといった構造物もない。枯れ草を掻き分け、水際にも行くが、対岸は竹やぶ、視界がない。 ぶらぶら、散歩。ほとんど一枚も撮らずに、帰路。と、道路際の土手に、見慣れた形の水門。ふと気になり、車を止め、川原へ下りる。 枯れ枝がいい、雑木が目についた。俯瞰して、試し撮り。全然駄目。水門のふちを回って、ゆっくり近づく。うっ!根元に、むらさき大根が咲き乱れている。 念には念を入れ、同じようなカットを、何十枚も撮った。
高坂橋を渡り、まっすぐ、北浅羽の桜堤まで走る。桜をざっと見て、川カミの探索。 右岸側の生活道路を勘で走り、今川橋に出る。車を橋の下に止め、付近を散策。 移動、流れに沿った農道を遡上。開けた農地に出る。しかし、しだいに川から遠ざかる。 両側が木立に囲まれた、静かなところ。いろいろな鳥の鳴き声が聞こえる。ヒヨドリが数羽、川面の上空、飛行しながら虫を捕食していた。
高坂橋を渡り、毛塚の信号を左折。川沿いの一般道を遡上。途中からは、土手道。関越道をくぐり、石今橋際を左折、橋を渡る。 右岸土手の下は、桜並木。案内板に、北浅羽桜堤とある。撮影ポイントを探しながら、舗装された土手道を、行き止まりまで流す。 山ひとつ隔てた、嵐山の桜は、まだ蕾。いっぽう、こちらの「安行寒桜」は、ほぼ満開状態。 見物客は、ほとんどいない。貸切状態の花見。なんともいえない開放感。気分がいい。
東松山橋際から、右岸側の一般道を遡上。一気に、八幡橋まで行く。付近を散策。 移動、橋を渡り、川カミの探索。流れが、かなり蛇行している。川に沿った道はない。勘で走る。班溪橋から和田橋まで行く。 偶然、足利基氏の館跡に出る。基氏、聞いた覚えがある。どのような人物なのか、思い出せない。・・・帰宅後、ネット検索、尊氏の三男。そういえば、「太平記」に記述があった。情けないほど、記憶力が減退している。
右岸側、学校橋、二瀬橋、千騎沢橋付近を歩く。堤の桜、まだ蕾が固い。 帰路、鞍掛橋際、幹が、S字に曲がっている雑木がある。カメラをもう一度バックから取り出し、撮りに行く。
越辺川支流の飯盛川、この時期、低い土手沿いに、桜が咲いている。すみよし桜といって、地元の愛好家が丹精している。 桜は、ほぼ八分咲き。見物客が、駐車場に入りきれないほどの盛況。うす紅色の花が、強い西風に耐えていた。
右岸、西本宿北側の川原。轍のある荒れた農道。ぶらぶらいくと、川が見えた。ちょっとした崖を下り、河原へ出る。 地形が、複雑。よくよく見ると、目の前の小高い竹やぶは、霞堤の突端。都幾川本流には、かなりの水流があった。 移動。関越道下の川原を歩く。これといった景色もないが、西側の空に、ヘンな雲。天気が崩れる前兆だ。
407号、東松山橋際を左折、一般道を遡上。関越道の手前で土手に上がり、冬枯れた川原を歩く。 荒地のようなところ。所々に、葉の落ちた雑木。奥まった所に耕作地もある。一箇所だけ、竹藪に穴。小さな大根畑を横切り、護岸に立つ。対岸も竹藪。視界はほとんどない。 移動、関越道をくぐり、また土手に上がる。車を止め、一息ついていると、散歩中の、年配の男性に話しかけられた。十五分ほど立ち話。リハビリ中だという。 時計を見ると、もう十一時半、写真はほとんど撮っていない。土手を走り、稲荷橋まで行く。今回は、少しカミ手の川原から撮る。
407号、東松山橋際を左折、右岸側の一般道を遡上。稲荷橋の南側、下唐子の農地を丘沿いに走り、鞍掛橋経由で月田橋に出る。 橋の上を歩く。左手のなだらかな丘、あの辺が、先日下見した嵐山渓谷。北風に吹かれながら、大きな浮雲を眺める。空が蒼い。
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