右岸、八瀬大橋の下から、旧安比奈線を遡上。線路内の落ち葉を踏みしめながら、水管橋まで行く。 周辺の木々が紅葉している。なじみの場所なのだが、この時期に来るのは、初めてなのかもしれない。晩秋の風情だ。
右岸流域、川越市大袋の旧安比奈線を歩く。 線路内は、立ち入り禁止。とはいえ、散歩道になっている。誰に憚ることもなく、ゆっくり歩く。 今ではほとんど目にしなくなった、丸太の架線柱。どことなく懐かしい。
仏子の中橋を渡る。回り込んで、公団住宅沿いの道路に車を止める。右岸土手を歩いて遡上。上橋までいく。 途中、西武線鉄橋の遺構を撮る。レンガの橋脚に赤錆びた橋梁。どうして、こういうものに魅かれるのだろう。とはいえ、いまだに、気に入った写真が撮れないでいる。 気になっていたのは、左岸にある大欅たち。紅葉を期待していたが、もう散り始めている。対岸から何枚か撮り、上橋を渡る。 左岸の欅小道、はいり口に、小さな石碑がある。その横には、直径二メートルほどの木株。伐採されたのか、枯れてしまったのか、立ち止まり、ふとおもう。
右岸、雁見橋際、釈迦堂という小さなお堂の横に、大きな欅がある。この近辺では、おそらく、一番背の高い樹木だ。 土手の上、自転車道の脇に車を止め、撮影開始。時間が遅くて、やや斜光気味。土手を下り、民家沿いの道で撮る。 欅には、神が宿る。何かで読んだ覚えがある。見えない力が、見えないものを守っているわけだ。信仰が伐採を阻止している。
2009/11/15(日)晴れ。高麗川写真散策。十時から十二時。 久しぶりの写真撮影。まっすぐ、多和目天神橋まで走る。 付近を散策。ゲートボール場の脇に、黄色に紅葉した大きな木。青空に映え、見事だ。
大芦橋際から右岸土手に入る。遡上。支流・和田吉野川の起点、玉作水門まで行く。 群馬、新潟の山並みがはっきり見える。ずいぶん、遠くまで来てしまった。
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